車いすユーザー伊是名夏子さん「JRに乗車拒否された」?|障害者vs健常者・社会という構図の古さ。分断を産むだけじゃないの?

新米編集長の裏話そのほか

おはようございます。昨日は新学期や入学式だったご家庭も多いのではないでしょうか?

我が家の子は新学期そうそう起きられなくて遅刻しました。春休みは短かったし楽しかったし仕方ない!

 

車いすユーザー伊是名夏子さん「JRに乗車拒否された」というブログがTwitterでトレンドになり

不快感を示している人が多いように見えます。

 

読んだ時、とても残念な気持ちになりました。

周囲の車椅子ユーザーにも「伊是名夏子さんと一緒にしないで欲しい」「みんながそう考えてるわけではない!」といった声が上がっていました。

 

前にあいである広場で脳性麻痺の車椅子ユーザーの四つ這いおとなさんが書いてくれた記事を

再度、取り上げます。

 

「健常者との闘い」にもう意味はない。「勝ち取る」から「一緒に創り出す」未来へ

https://ai-deal.jp/author/yotsubai-otona/

 

今の時代って障害者はそんなに「弱者」でしょうか?

四つ這いおとなさんの記事にもあるように、権利を獲得するために健常者または社会と

闘わなければならなかった時代があるからこそ

障害者差別解消法やバリアフリー法など法整備もされたのは事実です。

そして、障害者が住みやすい社会になっているかというと

まだまだです。

 

だから、そういった社会への主張の仕方を否定はしません。

ただ、今の時代に合っているやり方なのかというと、もうそういう主張の仕方って

「古い」し「ただのモンスター障害者」と思われてしまう可能性が高い。

 

伊是名夏子さんのブログです。

「JRで車いすは乗車拒否されました」

http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316146.html

 

でも、内容を読むと、JRは拒否していない。むしろ、法の枠外で努力義務を果たしていることが

分かります。

私「バリアフリー法がありますよね。車いす対応をお願いします」

駅員C「利用者3000人以下の駅は対象ではありません」

私「障害者差別解消法があり、エレベーターがない駅は、合理的配慮としてほかの手段で対応していただく法律があります。エレベーターを作ってほしいと言っているわけではなく、エレベーターがないならば、それ以外方法で対応する義務があります」

駅員C「現状としてできかねます」

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