大阪の山中で見つけた怪しげな『手作り寺院』の正体は? 誰がなんのために建てたのか?

そのほか

ある年の大晦日、大阪で取材をしていた。
年越しはドヤ街西成でホームレスの越冬の様子を取材しようと考えていたのだが、とある団体のメンバーから
「見かけたら、ひどい目に合わせる」
的な脅しをかけられたので諦めた。

なので年越しは1人で廃墟をめぐることにした。
「年末年始に1人で廃墟を回るなんてさみしすぎる」
と思う人は多いかもしれない。だが実は、年末年始は警備が薄い場所も多いため、廃墟廃屋めぐりを趣味としている人は年末年始に出動する。
目的地は山中に眠る『廃神社』に決めた。

大阪難波から東へ40分ほど近鉄奈良線に揺られ、枚岡駅で下車した。
枚岡駅のそばには、枚岡神社という立派な神社がある。僕が訪れたのは正月だったので、多くの参拝者が初詣に訪れていた。

しかし目的地は、枚岡神社ではない。
特にお参りはせず、神社の裏山に進む。
少し坂道を登って行くと人気は全くなくなり、道もかなり荒れ果てた雰囲気になった。
山道に廃墟の小屋があったりして、少しドキドキしてくる。

情報通り道を進んでいくと看板が出てきた。左に進むと『なるかわ園地』と書いてあるのだが、廃神社がある方向には『人は通行できない』のマークが描いてある。

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