アメリカのマスコミも恐れる【大精神病院の廃墟】という圧倒的な鳥肌スポットの実情とは?

そのほか

精神病院が人里離れた場所に建てられているのは、珍しいことではない。
それは韓国でも同じらしい。ソウル市から南東方向にかなり離れた山の中にも、巨大な精神病院が建てられていた。そして廃墟になって、長い時間が経った。

大体の場所までは公営のバスで移動し、そこからはタクシーに乗った。

「院長が自殺したとか、そういう話は聞くね。本当かどうかはわからないけど」

と地元での噂を聞かせてくれた。
まあまあ人がいない田舎まで連れてこられた。民家はポツポツと建っているものの、人通りはほとんどない。
その精神病院の廃墟は山の中にあるらしく、坂道をずんずん登っていく。道自体は、舗装されていて歩きやすかった。

しばらく歩いていくと、2階建ての建物が見えてきた。すでに廃墟になって長いらしく、サビサビになっている。確かに大きいが、これで7大に入るの? と疑問に思っているたが、調べるうちにここはただの職員用の施設だということがわかった。職員の施設なのに、鉄格子がしっかりハマっているというのが、それっぽい。

さらに、しばらく進むと、圧倒的な巨大サイズの建物が現れた。外壁は風雨にさらされて、かなり劣化していた。窓ガラスは叩き割られていて、鋭角なガラスが格子に残されている。建物の周りも全く整備されていないので、木々や草がボウボウに生え放題になっている。建物内は、外観以上に荒れ果てていた。たしかに鳥肌スポットだと言われてもおかしくない。

どの部屋も散々な有様だった。ガラスは叩き割られているので、室内に風雨が入り込んでいる。天板が落ちて室内に散らばっている。ベッドは腐ってカビが生えている。誰かが意図的に机や椅子を投げたのではないか? と思われる部屋もあった。事務室と思われる部屋には、漢字で病院名が印刷された薬袋が散らばっていた。
韓国では現在漢字はほとんど使われないから、結構古い物だろうと思う。

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