『朗読サービスで情報を手に入れる』大きなメリットと小さなデメリット

コラムそのほか

テープレコーダー、CDと音声メディアでも朗読モノは発売されていた。松本清張の『張込み』や『天城越え』を『刑事コロンボ』の声優でおなじみの小池朝雄が朗読していたり、筒井康隆の『熊の木本線』を『紅の豚』の森山周一郎が朗読していたのを覚えている。

そして現在、僕が利用している朗読サービスは『Audible』だ。Amazon上で利用することができる、ネット上のサービスだ。

 

Audible』に入会すると、月額1500円の会費で毎月1コインが支給される。1コインで好きなオーディオブックを買って聞くことができる。コインが0もしくは1の状態ならば、追加で1枚1200円で3枚まで購入することができる。直接、定価でオーディオブックを購入することもできるが、これはずいぶん高くつく。

 

単行本1冊1200円~1500円と考えると、少々高いように感じるかもしれない。たとえば、ミヒャエル・エンデの『モモ』は新書版、電子書籍版が880円だから確かに少々割高になる。

ただ、『モモ』の再生時間は12時間46分と長いため、実際に利用していると
「割高だなあ……」
とはあまり思わない。

 

12時間は短いほうだ。20時間を超える作品も少なくない。
ちなみに『モモ』の朗読は、『名探偵コナン』の声優でおなじみの高山みなみが担当している。

ちなみに無料で聞くことができるコンテンツもあるので、とりあえず聞いてみてから考えるのが良いかもしれない。

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