コミケ参加者にみる発達障害者|個性豊かな人が集うマンガの祭典

コラムそのほか

発達障害の特性を持っている人は、どこの業界にも一定数存在するといいますが、マンガやアニメの祭典である「コミケット=通称コミケ」に参加する人は、発達障害がある人の割合が多いのではないか⁉と私は思っているのです。個性が強すぎるおもしろい人たちの話をしていこう。

コミケ会場

 

私は発達障害がある息子を持つ母で漫画家の私が、初めてコミケに行ったのは15歳・中学3年生の冬コミ(12月下旬に開催するコミケ)でした。

将来の夢がハッキリせず、毎日得意な絵を書いて、マンガ家になれたらいいな~などとぼんやり考えていたときだった。

 

コミケ会場にはプロも絵のあまり上手ではないアマの人も、それぞれ自分の好きなマンガやアニメの同人誌を販売していて活気があり、15歳の私にはキラキラと輝いてみえたのでした。

 

一緒に行った友人は「もう二度と行きたくない、変な人がいっぱいいてツライ」と言う。

 

典型的なネルシャツをパンツにインして、重たそうなリュックに帽子という、現在はでは誰もが知る典型的なオタクファッションですが、同じ格好の人ばかりの集団を目の当たりにした友人は異様な雰囲気を感じたといいます。

 

トドメは、頭にバンダナをした一般参加を誘導するボランティアの男性が、トランシーバーをセカオワ的にかまえアニメのキャラクターになりきって混雑の状況を事細かに交信しているのを目撃して、友人は一気に寒くなったというのです。

 

私はというと、周りの人のことは気にならず、同人作家の先輩たちから絵のクオリティを学ぼうと、同人誌ばかり眺めていたため気にならなかった。友人のように、バンダナセカオワくんを目の前で目撃したとしても、はいはいコミケ名物ですもんね♡と引かずに受け入れる。

 

受け入れてしまう私が寛容なのではなくて「♪踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々♪」楽しんでいるからなのです。

 

マンガ家になりたいと思う私には、そこに集う人間の容姿はどうでもよい。大事なのは自分はどういう絵柄で、何を書いたらマンガ家になれるのか?という舵のきりかたを学ぶ場所で、コミケは流行りの絵などをリサーチしたいという一心でした。

 

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