コミケ参加者にみる発達障害者|個性豊かな人が集うマンガの祭典

コラムそのほか

発達障害の特性を持っている人は、どこの業界にも一定数存在するといいます。特に、マンガやアニメの祭典である「コミケット=通称コミケ」に参加する人は、発達障害がある人の割合が多いのではないか⁉と私は思っているのです。

コミケについて少しご説明しますと、マンガやアニメの祭典である「コミケット=通称コミケ」は1975年第1回がはじまりで、2021年には第99回コミケ開催の予定でした。約100回近く開催しているイベントで、第1回開催から徐々に参加者を増やし、2019年の冬のコミケ開催期間は4日間、その累計動員数は75万人だったそうです。(animeteTimesより) 75万人というと、2015年の国勢調査による練馬区の人口72万人より少し多い数字に。驚きです。

 

今回は、そんな個性が強すぎるおもしろいコミケ参加者たちの話をしていきます。

コミケ会場

 

発達障害がある息子を持つ母で漫画家の私が、初めてコミケに行ったのは15歳・中学3年生の冬コミ(12月下旬に開催するコミケ)でした。

将来の夢がハッキリせず、毎日得意な絵を書いて、マンガ家になれたらいいな~とぼんやり考えていたときだった。

 

コミケ会場には、プロも、絵のあまり上手ではないアマの人も、それぞれ自分の好きなマンガやアニメの同人誌を販売していて活気があった。15歳の私にはキラキラと輝いてみえたのでした。

 

一緒に行った友人は「もう二度と行きたくない、変な人がいっぱいいてツライ」と言う。

 

典型的なネルシャツをパンツにインして、重たそうなリュックに帽子という、今では誰もが知る典型的なオタクファッション。同じ格好の人ばかりの集団を目の当たりにした友人は異様な雰囲気を感じたといいます。

 

トドメは、頭にバンダナをした一般参加者を誘導するボランティアの男性!トランシーバーをセカオワ的にかまえ、アニメのキャラクターになりきり、混雑の状況を事細かに交信している。それを目撃して、友人は一気に寒くなったというのです。

 

私はというと、同人作家の先輩たちから絵のクオリティを学ぼうと、同人誌ばかり眺めていたため周りの人のことは気にならず。友人のように、バンダナセカオワくんを目の前で目撃したとしても、「はいはいコミケ名物ですもんね♡」と引かずに受け入れる。

 

受け入れてしまう私が寛容なのではない。

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