風間さんは「特定非営利活動法人ASK(アスク)」で、社会対策部薬物部門担当を務める他、様々な社会問題に取り組む「一般社団法人スワローポケット」の代表理事も務めている。東京都江戸川区篠崎にある社会的包摂カフェ「ごちゃまぜcafeメム」のオーナーでもある。
過去に依存症から救われた彼女が、今は、依存症を始め、生きづらさや様々な問題を抱える人たちに寄り添う活動を広く行っている。多くの人が彼女によって、救われたことだろう。あいである広場では、今後も彼女のこうした活動に注目していきたい。
本会見では、専門家の立場からも「犯罪であるということで、思考停止してしまう。体に害があるとしても、相談できず、医療機関にもかかれず、相談のハードルが上がる」「厳罰化で社会から排除されることを恐れ、助けを求めることができない。処罰されたら社会的に孤立させられ、仕事に就けないという状況に置かれる。そういった苦痛を紛らわすために益々依存にのめり込む」などといった声が上がった。
「私たちは大麻使用罪の創設に反対します!」とされた声明文は、14の関連団体、141名の連名で厚生労働省に提出された。