生活保護はホームレスを救うのか? それともダメにするのか? 河川敷に住む野宿生活当事者の意見は?

そのほか

雑誌やテレビなどのメディアから

「ホームレスの数は増えているのですか? 減っているのですか?」

とよく聞かれる。最近では

「コロナ禍でホームレスの数は増えていますか?」

とも聞かれる。

「長い目で見てホームレスの数は激減しています。コロナ禍でホームレスになってしまう人もいるかもしれませんが、野宿生活をせずにすむ場合が多いと思います。

コロナ禍が原因でホームレスになったという人に会ったことはありますが、全体数が増えるほどではないと思います」

と答える。

 

そうすると、たいていは

「それは日本の景気が良くなったからですか?」

とさらに質問をされる。残念ながら、景気は関係ない。ホームレスが減少した理由は、野宿生活をしていながらも生活保護を受給できるようになり、アパートを賃貸できるようになったからだ。他にも理由はあるが、圧倒的に

「生活保護を取りやすくなった」

ことが大きい。

生活保護の受給や、生活保護の制度自体に対して、怒りや嫌悪感を覚えている人は少なくない。

 

ホームレスが生活保護を受ける記事を書くと

「生活保護は税金だ!! ホームレスなどのために使うな!!」

というような意見をぶつけられることは少なくない。
個人的には、生活保護でホームレス生活から脱出できるのは非常に良いことだと思う。また税金を生活保護に使うのは、非常にまっとうな使い道だと思う。むしろもっとジャンジャン使ったって良いと思う。

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