「ホームレスに悪い人は1人もいない」と言っては駄目な理由とは?|障害者やマイノリティへのレッテル貼り

そのほか

「ホームレスは全員悪党のクズばかりだ」

「ホームレスは仕事をしたくないなまけ者ばかりだ」

などという、ホームレス悪人説が語られることがある。
多くは根拠のない誹謗中傷であり、そのような発言は慎むべきだ。

ホームレス

生活保護受給者にも差別的な中傷はある。

「生活保護受給者は全員働く気がない人間だ。税金を浪費するだけだ」

というような言葉を耳にすることがある。
このような心無い言葉に対しては、つい擁護したくなるのが人情だろう。

 

僕が取材をしていて、ボランティア活動をしている人や、労働団体の人と話すこともある。そこで耳にするのは、

「ホームレスは実際悪い人1人もいないからね。こうやって話してても、全員良い人」

「ホームレスはみんな本当は働きたいんです。働きたいんだけど、働けないの。みんな本当は勤勉なんだよ」

というような、ホームレスをかばった発言だ。このような発言は、ネガティブな発言とは違い、あまり問題にはならない。

ホームレス

「ホームレスを信じて、ホームレスを高く評価しているのだからなんの問題もないじゃないか?」

と思うかもしれない。

 

まず、はっきり言えば、ホームレスの中に悪い人はいる。
これはまあ当たり前のことだ。サラリーマンの中にも、医者の中にも、警察の中にも、悪い人はいる。ホームレスの中にだけ、悪い人がいないわけはない。

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