コロナ禍もどうやら明けつつあるが、2年近いコロナ生活で
「すごい運動不足になってしまった」
という人もいるだろう。
特に、座業の人は運動不足になりやすい。自宅で仕事をしているとなおさらで、がんばれは一日100歩も歩かずに終えることができる。
かくいう筆者も、一日のほとんど部屋にいるので、常に『深刻な運動不足』と隣合わせになっている。
筆者は、職業柄、漫画家やイラストレーター、ライターの知り合いが多い。
ライターは取材に出かけたり、インタビューに出かけたりする人が多いから比較的運動不足にはなりづらい。
しかし、コロナの影響で取材できる場所は減ったし、インタビューもZOOMになってしまって、運動量が激減している人も多い。
漫画家やイラストレーターはそもそも、忙しくなると運動をしなくなる人が多い。
そういう人の運動のしなささは、ちょっと常識を外れている場合がある。
10時間以上ほぼ席も立たずに漫画を描き続けたりする。
結果、筋肉が落ちる、肥満になる、エコノミークラス症候群でぶっ倒れて救急車で運ばれる、などとなってしまうことが多い。ちなみにエコノミークラス症候群とは、飛行機のエコノミークラスのように決まった姿勢で長く座り続けると、血の塊ができ、その塊が肺まで流れてきて肺塞栓症になり最悪の場合死ぬ。
そういう人たちと話していて、
「ちょっとは運動したほうがいいよ」
というと、
「スポーツしてる暇ないんですよ」
とか
「スポーツは昔から苦手なんですよ」
と言われる場合が多い。
なぜかみんなちょっと得意げだ。