軽度知的障害で支援者|自分の働いたお金でA5ランクの焼き肉を食べる障害者が当たり前に?!

障害者ルポインタビュー

今日は障害者向けグループホームで、サービス管理責任者をしている通称ロック(31歳)さんにお話を伺った。ロックさんは正社員として同社に勤務しているが、軽度知的障害者で、療育手帳Bの2(千葉県)を持っている。

療育手帳   ロックさん(31歳)

※新型コロナウィルスの影響でオンライン取材をしています

 

ロックさんは2歳の時に滋賀県から千葉県に越して、公立学校の普通学級に通っていた。しかし、中学校2年の時に、周囲とのコミュニケーションがうまく取れないといった理由からいじめに遭う。公立中学校の普通学級に通っていたが、養護学級の先生から、知能検査を受けることを勧められた。中学校はそのまま不登校になってしまった。だが、高校生から千葉県の特別支援学校に通い、やっと周囲に溶け込んで楽しい学校生活を送れるようになった。

 

高校卒業後は障害者雇用で、7年間、ホテルの草取りや、電気の交換など裏方の仕事に就いた。外部の業者さんから勧められた電気工事士2種の資格を取ったことで、自信をつけたロックさんは、将来のために、さらに勉強したいと会社を辞めた。

 

今までの職場では、裏方だったが、フロント・レストラン・結婚式場で人と接する他のスタッフの姿を見ていたロックさんは、そういった「人と接する仕事」に就きたいという気持ちが強くなっていったのだ。自分にもできて、資格を活かせる仕事に就きたいと考え、福祉の専門学校に3年間通った。

 

福祉の専門学校に通ったロックさんは、ヘルパー2級(現在の初任者研修)と介護福祉士の資格を取った。そして、卒業後2年間はサービス付き高齢者向け住宅で、高齢者介護の仕事に従事した。

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