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田口 今、障害を持っている当事者の方って
就労するとしても、Mさんや藤田さんみたいに
社長になれるというタイプであれば
自分のペースでやっていけるので才能が有ればやれる方もいると思うんです。
だけど、結局、会社にも所属できない、自営業をやろうとしても
自己肯定感がすごく低いわけです。
なので、そこから一歩出られないという状態ですよね。
そういう当事者の方に、どうやって自分の「障害」を「個性」として受け入れられるか
アドバイスがあれば頂きたいのですが。
M 自己肯定感は恐らく私も相当低いです。
たぶん、先だって話に出ている藤田さんもきっと低いです。
マジョリティと自分は違うと認識しているから
自己肯定感が低いのは当たり前なんですよ。
人と違うから、自分を肯定できないんですから。
肯定できないことに加え、次に何のアクションをするかということを親が教えられていないと
その方が「障害という言葉」に負けてしまうと思っています。
「あなたは人と違うから
人よりも一歩先に行くために、こういう努力をしてみましょう」といった風に
寄り添えない親御さんも少なくないんじゃないかなと思っています。
子供もそれに甘んじちゃって
「お母さんが頑張んなくていいって言うからそれでいいよね」
というような子供も少なくない。
本当にその人を独り立ちさせて、自分が亡くなった後も健常者と呼ばれる人以上に
強く生きていって欲しいという気持ちがないように見える時があります。
「私がこういう状態にこの子を産んじゃったから言いにくい」みたいな感じですかね。
それが、あくまで全ての人にでは無いですが
障害者の親御さんに私が思っている率直な感想です。
そうやって「個性」として与えられて産まれてきている子を
どうやったら他の子より、優れた子に育てられるかという戦略を持って欲しいと思っています。
これって言い過ぎでしょうか?
田口 facebookからアカウント停止処分を受けそうですが、配信します(笑)
M (笑)
田口 何度もアカウント停止になっているんですよ(笑)
障害について語るって、タブーなので、みんな臆病になっているんですよ。
皆、腰が引けてしまっている。
だけど、それだと何も伝わらないですよね。
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