レスパイトケア(乳幼児や障害児・者、高齢者などを在宅でケアしている家族を癒すための休暇)の必要性

お役立ちコラム

「レスパイトケア」という言葉はあまり聞きなれないかもしれません。

乳幼児や障害児、高齢者などを在宅ケアしている家族を癒やすため、一時的にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらう家族支援サービス。施設への短期入所や自宅への介護人派遣などがある。(コトバンク 参照)

 

うちの息子は、軽度発達障害ですが、月に一週間、自治体のレスパイトケアを利用できます(これはとても恵まれているかもしれません。交渉の末、特例で一週間になっています。自治体の方にとても感謝しています)。日本人はとても真面目で勤勉なので「家族のことは家族でみるのが当たり前」という意識が強いと言われています。なので、レスパイトケアはあまり浸透していないのが、現状だと思います。

 

あいである広場では障害児者・医ケア児の介助の現状を取材していますが、過酷な状況に置かれている方が多数います。

病院や買い物に行くことすらままならない ~重度障害児の母たちの過酷な現状~

 

私はレスパイトケアを受けられる前はうつ状態になりました。息子が2歳~3歳の頃は、多動が酷く、全く気が休まらなかったし、祖父母ですら持て余すので、1人で抱え込んでいました。一時期ボランティアで相談に載っていましたが、介護でも介護疲れでうつ状態となる方はとても多いのです。

 

「きちんと眠れていますか?」

「突然、涙が出たりしませんか?」

と伺うと、皆さん

「よく眠れません」

「死にたくなって涙が出ます」

とおっしゃられる。

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