好きの反対は「嫌い」じゃなくて「無関心」 ~「嫌い」なうちは仲直りの余地あり~

誰かと喧嘩した時、どうしても気に食わない「大嫌い」なんだけど、あの人のことを考えてしまうという経験はありませんか?
特に発達障害の方の中には、怒りのコントロールや自分の感情を整理するのが苦手な方が多い印象です。私自身がそうで、よく心身症になっていました。発達障害者の自己理解 ~感情のコントロール アンガーマネジメント~に書いていますが
「怒り」がそのまま「怒っている」という感情ではないように、「大嫌い」もイコール「憎しみ」の感情とは限りません。
好きの反対は嫌いじゃなく、無関心なんです。
例えば、どうでもいい人に通りすがりに「バカ!」って言われたとします。数日くらいは頭にきますが、1か月も1年も言った相手に怒りを持ち続けることってありませんよね。
それが親しい相手だったらどうでしょう?言われ方によっては「バカ!」の一言でも大嫌いになるし「何であんなこと言われなきゃいけないの?」と頭に来ますよね。
そこで「大嫌い」な気持ちも、紙に書き出して分析してみます。
そうすると、大嫌いで気になる相手に対してって、色々な感情が混ざっているんですよね。
特に「何をされたわけでもないのに、気に食わない」相手って、自分のコンプレックスを刺激する相手だったり(内心、羨ましい)無意識に相手を理想化して、その期待を裏切られたってパターンが私の場合は多かったです。
相手は知ったこっちゃないという理由ですね。
何か言われたりされた場合は
「プライドが傷ついた」
「理解してほしかった(理解してもらえない悲しみ)」
「ホントは仲良くしたい(希望を捨てられない)」
みたいな感情の集まり。
これらの感情って、そもそも何も期待していないような相手には起きません。相手に対して期待していたし、相手が好きだったり信頼していたからこそ、起きる感情です。だから、無関心になれない相手とは歩み寄る余地があります。
そもそも何かを相手に期待していたわけですし、理想化していたとしても理想だと思う気持ちがあったからこその「大嫌い」という感情です。「大嫌い」を分析していったら、嫌いな人が減る精神衛生上とても良いと思います。
大嫌いな人のことを憎みながら生きるのは苦しいですから。自分の感情の整理と把握は二次障害の予防・トラウマの解消にも役立つ方法です。
ぜひ、試してみてください。

