我が家は以前の記事で書いたように、就学相談の際に普通学級と支援学級で委員会の先生方の意見が割れた家庭です。
私もあっさりと支援学級に決められたわけではありません。
「支援学級だと勉強が遅れるんじゃないか」という不安
「普通学級でもやっていけるのではないか」という期待
何よりも「普通学級に行かせたい」という親としてのエゴがありました。
普通学級にこだわった私は、悪あがきのように高額な費用を払って「小学校準備コース」のようなものにも子を通わせています。小学校の教室を再現し、少人数(3人くらい)で疑似体験するというものでした。
その50分の授業の中で、息子は驚くほど、手を挙げ、回答し、係もこなして一時期は普通学級でも大丈夫だと思ったほどです。それでも我が家は就学委員会の先生たちが言った「健常児よりも一声多く必要」な部分がネックとなり、支援学級に行くことを決めました。
後々、実際の支援学級での授業の様子や支援学校や学級の先生方への取材を通じて、自分の判断が正しかったと分かりました。