食物アレルギーで命を落とす危険性 ~知的・発達障害者にも分かりやすい表記を!~

お役立ちコラム

息子は知的障害を伴う自閉症、食物アレルギーもある。

自閉症が原因で死ぬことはない。でも、食物アレルギーで命を落とすことはある。

 

平成24年12月に調布市立富士見台小学校5年の女児が給食で出されたチーズ入りのチヂミを食べて死亡する事故があった。他人事とは思えない。

 

参考:調布市立学校児童死亡事故 検証結果報告書概要版 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sports/018/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2013/06/05/1335638_5.pdf

 

幼い頃は卵、牛乳などありとあらゆるものに反応し、食べるものに苦労した。試食コーナーのおばさんから手渡される食べ物、子ども達の集まりで配られる菓子などに目を見張り、緊張感バリバリで冷や冷やしながら子育てしてきた。

 

現在、19歳、卵、牛乳は克服したがナッツアレルギーがある。このためアナフィラキシーショックを起こしたときの自己注射(エピペン)を携帯している。

 

(エピペン注射の練習をしている光景)

 

 

 

※アナフィラシキーショック=原因となるものを食べる、触る、吸い込むことによる重篤なアレルギー反応。血圧が低下して意識が混濁し、死亡することもある。

 

参考:緊急時対応(食物アレルギー)|対応・対策|東京都アレルギー情報http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/allergy/measure/emergency.html

 

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