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  • HSP(ハイリーセンシティブパーソン)と発達障害の違いって?|刺激への弱さは共通

    HSP(ハイリーセンシティブパーソン)と発達障害の違いって?|刺激への弱さは共通

    こんにちは。今日の更新はちょっと遅くて、もうすぐお昼ですね。だいぶ暖かくなってきました。

    先週、こんな本を読んでみました。

    HSPと発達障害 空気が読めない人 空気を読みすぎる人」高田明和著

     

    またあいである広場レビューを書こうと思っていますが、繊細な人のお話です。

    私は気になっていながらも、「HSPってなんだか胡散臭い」「自分で繊細な人と名乗るのって気恥ずかしい」という思いから遠ざけていました。

     

    しょせん、障害って言葉が嫌な人が使う便利な言葉でしょと思ってたんです。

     

    読んでみると、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)も発達障害も共通している項目は多いんです。HSP(ハイリーセンシティブパーソン)は1990年代半ばに心理学者のエレインアロンと夫のアーサーアロンによって造られた心理学用語。発達障害は診断名。

     

    発達障害の方も聴覚過敏・視覚過敏・触覚過敏など五感の過敏性を持っている方が多い(私もそうです)。だけど、HSP(ハイリーセンシティブパーソン)は脳の一部が刺激に「過敏」で体調を崩す。発達障害の場合、「不全(健常に働かないこと)」で起きるという差があるようです。

     

    チェックリストで比較したけど、あら、私ってばHSP(ハイリーセンシティブパーソン)かもと思ったほど多かったです。皆さんもチェックしてみてください。

    https://d21.co.jp/news/event/hsp-self-check/question/

     

    どちらにしても生きづらいことに変わりはない。

     

    だけど、私は自分で「HSP(とっても繊細な人間)です」と名乗るのには抵抗があります。周囲で名乗ってる人がたまたま「人の気持ちが分かりすぎてつらいって言うけど、私の気持ち、全然わかってないよ?」と思うケースも多かったです笑 「超繊細な人間です」って自称するのは気恥ずかしいので、せめて花粉症のように過敏症だとでも名称変更して欲しいなと思いました。

  • 樹海のど真ん中で迷子? 方位磁石が効かなくても、迷いの森から抜け出すことはできるのか?

    樹海のど真ん中で迷子? 方位磁石が効かなくても、迷いの森から抜け出すことはできるのか?

    樹海に行ったことがない人によく
    「樹海ってコンパス効かないんですよね? 迷ったりしないんですか?」
    と聞かれる。コンパスが効かなくなるのは、都市伝説だとすでに解説した。だから自信を持って
    「迷ったことはないですよ」
    と答えたいところだが、実は迷ったことがあるのだ。
    はじめて樹海に行った時は、かなり過剰な装備で樹海にいどんだ。水だけで4リットル持っていったし、物理コンパスや地図、熊よけスプレーなど、大型のリュックがパンパンになるくらいだった。
    樹海に繰り返し足を運ぶたびに、段々と装備は簡略化されていった。ダメな傾向だとは分かっているのだが、装備が軽くなると樹海を歩くのは格段に楽になる。もちろん体重もなるべく軽い方が樹海では有利だ。

    その日は、樹海で死体を探すのを趣味にしている人たちを中心としたパーティで樹海に向かった。
    死体を探す人たちはあまり固まって行動しない。理由はみんなで動くと死体の発見率が下がるからだ。バラバラで進めば、それぞれが自分のルートで死体を発見をする可能性がある。だから一旦樹海の中で集合したら、解散してバラバラに歩いてまた樹海の外で集合する。集合場所はGPSの座標で決める。
    その時僕は一人で踏破する装備は持ってきていなかったので、前を行く人について歩いていた。
    一旦樹海のど真ん中で集合した時には、時間は15時を回っていた。朝から一日かけて樹海を歩き回ったのだが、死体は見つかっていなかった。皆の中にじんわりと焦りの感情がわいている。早々に解散してバラバラに歩き、再び富岳風穴の駐車場で集合する。

  • 簡単ブックマーク整理術|3つのフォルダを作るだけ!楽ちん!すっきり!迷子にならない!

    簡単ブックマーク整理術|3つのフォルダを作るだけ!楽ちん!すっきり!迷子にならない!

    おはようございます。今日から3月。もうすぐ春ですね!

     

    以前、デスクトップを簡単にすっきり整理する記事を書いたら「便利!」というコメントをたくさんいただきました。

     

    簡単デスクトップ整理術|2つのフォルダで楽ちん!すっきり!整理が下手な発達さん試してみて!

     

    今回は、増え続けたブックマークの整理術です。私のブックマークはこんな感じでした。

    画像1

    もはやどれが重要なのか分からない。「あいうえお順にしてみたらどうか?」とも言われましたが、そもそもホームページの名前覚えてない。無理!

     

    そこで、教わったのが3つのフォルダで整理するかんたん整理術。

     

    「1軍」「2軍」「解雇」の3つのフォルダを作ります。私はGooglechromeをつかっているので、そのやりかたになります。

     

    chromeの右上部の自分のアイコンの横の3本線をクリックすると、ブックマークマネージャーという項目があるのでそこをクリック!

    画像3

    「1軍フォルダ」には毎日かならず使うページを入れる。「2軍フォルダ」には毎日使わないけど、たまに見るものを。「解雇フォルダ」にはこのホームページって2度と見ないかも?というものを入れていきます。定期的に「2軍」→「解雇」に移動して「解雇」の中は消していきましょう。

     

    afterがこちら!

    画像4

  • 簡単デスクトップ整理術|2つのフォルダで楽ちん!すっきり!整理が下手な発達さん試してみて!

    簡単デスクトップ整理術|2つのフォルダで楽ちん!すっきり!整理が下手な発達さん試してみて!

    おはようございます。バレンタインデーはチョコをもらった方もいらっしゃったでしょう。私は人生初の義理チョコを配りました。人にプレゼントを選ぶのって楽しいなと思いました。

     

    そう、それで私のパソコンです。デスクトップはフォルダをいくつ作ってもすぐに散らかり放題。

     

    知人にデスクトップのスクリーンショットを送ったら「汚っ!」と言われたBeforeがこちら。

    画像1

    空いてる空間、1個しかない💦

    仕事をしていても「ウォーリーを探せ」状態!何がどこにあるのか分からない。

     

    そこで「作業中」「終了」「ショートカット」の3つだけフォルダを作って、よく使うショートカットはタスクバーにピン止めしたらいいとアドバイスをされて、整理してみました。

     

    Afterがこちら。

    画像1

    さらに書類検索するために、こちらのソフトをインストール!

     

    https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/everything/

     

    どこに保管したのか忘れたものから、外付けハードディスクに入ってる書類まで一括で検索できます。

    画像1

    めちゃくちゃ便利!

     

    整理整頓が苦手だという発達障害の方(特にADHDの方)多いと思うんです。最初だけめんどくさいですけど、一度やってしまうと「作業中フォルダ」から「終了フォルダ」に移すだけってとても楽。

     

    今日は朝10時に「ただの不器用な人かと思ったら、実は障害でした」という方のルポを公開します。

    普通に暮らしているだけで全治2か月の大けが!!黒板の文字を書き写せない!!|中卒ライターの「見えない」障害

     

    私は発達性協調運動障害(DCD)って漠然とは分かっても、はっきり分からなかったのですが、取材して、こんなに生きづらいのか!と驚きました。

     

    人間の体ってとても緻密にできていて、スムーズに手と足が連動して動くって、ものすごく高度な作業なんだと考えさせられた取材でした。

     

    お時間になりましたら、ぜひ、読んでみてください。

    では、週末の金曜日ですが、明日はお休みの方もそうじゃない方も、ほどほど頑張りましょう!

  • 人の気持ちが分からなくてハマった占い|マイノリティの方はカモになりやすい?!破産する人も!

    人の気持ちが分からなくてハマった占い|マイノリティの方はカモになりやすい?!破産する人も!

    おはようございます。今朝も東京は寒い!だけど、今日は金曜日。頑張ろう!

    発達障害グレーゾーンの私は、視覚優位(目で見た情報の理解が得意)なので、聴覚情報の処理(耳から聞いた情報の理解)が苦手です。理解できないわけじゃないけど、会話の中の曖昧な部分まで分かるまで長いと2日かかる。

    あとは、うっかりミスや失敗が多くて、未来が知れたらと思っていました。

    そこでハマったのがタロットカードの占い。

    画像1

    好きが高じて、副業で人を占っていた時期も長い(今は一切受け付けていません)。

    あいである広場でも書いたのですが、スピリチュアル業界は弱者をカモにする傾向があります。

     

    障害者をカモにするスピリチュアル業界 ~弱者ビジネスの実態~

    私と同じような気持ちで未来や人の気持ちを知りたい人もいます。悪質なケースだとお祈りやお祓いで、病気や障害が治るという占い師もいます。服薬が必要な病気なら、服薬を止める場合もあります。私はそういったカモになってしまった方のご友人や親御さんに頼まれて、ご本人を説得する機会が何度かありました。

     

    だけど、藁にもすがりたいその方が、洗脳されてしまうと話を聞いてくれないケースが多かったです。そりゃみんな希望が欲しいですよね。厳しいことをいうお医者さんより「信じていたら治るよ」と言ってくれる占い師・霊能者と呼ばれる人を信じたい気持ちは分かります。

    でも、その結果、破産する方もいました。

  • 統合失調症|目の前に仏像やお釈迦様が現れるのは病気なのか?治すべきなのか?妄想や幻覚の中で生きるハッピーなおじさん

    統合失調症|目の前に仏像やお釈迦様が現れるのは病気なのか?治すべきなのか?妄想や幻覚の中で生きるハッピーなおじさん

    今回は、愛知県瀬戸市で障害者向けグループホームと就労継続支援B型事業所を運営する、NPO法人アップル・シード代表理事の成瀬 毅さん(43歳)と、統合失調症の当事者の佐藤さん(仮名 57歳)にお話をうかがった。

    微笑む男性2人

    左 成瀬さん            右 佐藤さん

    ※緊急事態宣言発令に伴いオンラインで取材を行いました

     

    佐藤さんは19歳の時に統合失調症を発症し、現在は生活保護を受給している。同じく統合失調症の弟(55歳)と2人暮らしだ。兄弟ともに成瀬さんが運営する、B型事業所で電線とその支持物の間を絶縁するパーツ「がいし」にネジを仮止めするのが、主な仕事だ。月に1万円以下の稼ぎだが、やりがいにつながっているという。

     

    統合失調症は幻覚・幻視や妄想などの症状が特徴的な精神疾患だ。珍しい病気だと思うかもしれないが、日本では100人に1人がかかる身近な病気だ。その症状から会話が通じない、不治の病、こわいなどのイメージが強い。だが、最近では、症状を抑えるいい薬も出ている。糖尿病や高血圧などと同じで、薬で症状をコントロールしていれば、社会生活を送ることも充分できる。しかし、今回、ご紹介する佐藤さんの場合、幻覚や妄想などの症状が固定してしまったという。今回の取材でも、話し始めはスムーズだが、だんだんと話がそれていってしまう。支離滅裂になってしまった。会話は成り立つが、全体的な話を理解するのは難しい。

     

    だけど、佐藤さん自身も、見守る成瀬さんの表情も明るい。半分くらいは理解できない佐藤さんの話だが、聞いていてもほんわかした気持ちになった。

     

    「今、統合失調症の症状でつらいことはありません。成瀬さんに出会って、みなさんのお陰で助かっていますよ」

    佐藤さんは少し緊張した表情だったが、横にいる成瀬さんに何度も頭を下げながら言った。成瀬さんによると、佐藤さんとの出会いは5~6年前だという。佐藤さんは入退院を繰り返しながらも、いたってやんちゃで明るい性格だ。

    座る男性

     

    佐藤さんが精神科にかかったのは幻聴が聞こえたことがきっかけだった。

    「女の子とおじさんの話し声が何日も聞こえました。

    自分のことを精神が図太い奴だとかいう声です」

    一般的に統合失調症の幻聴は、自分を責める声が多い。その声に苦しむが、佐藤さんの場合、特に責められているような声ではなかった。

     

    精神科に行きたいという佐藤さんをお父さんはすんなり連れて行ってくれた。同じく統合失調症の弟さんを殴ってしまったこともある。診断がくだり、薬を飲み始めた。

    病気にかかって一番つらいことは、症状がひどくない時期でも、薬を飲み続けなければいけないことだという。

    「薬をたくさんもらうんです。

    だけど、弟も私ももらうとまとめて飲んでしまう。

    薬を飲まないと抗議がきます(佐藤さんいわくお祖父さんが頭の中に現れる)。

    その(お祖父さんからの)抗議に腹が立つんです。

    だけど、観音様の教えの中にお薬を飲みなさいという教えがあります。

    お経の中に書いてあるんです。

    なので、薬を飲んでいます」

     

    趣味を「宗教」だという佐藤さんとの会話は神様仏様の話が多い。質問に答えてくれるときにも、はじめは筆者に理解ができる回答だ。しかし、話はだんだんとお釈迦様、お大師さんとそれていく。成瀬さんにうかがうと、今は、自宅に訪問看護が入っていて服薬管理ができている。コントミンという薬を飲んでいる。

     

    インド哲学を学んだ成瀬さんは「お経の中にそういう教えはないと思うんですけどね」と苦笑いした。

     

    趣味がお経や宗教になったのは「おびえる」からだと佐藤さんはいう。

    「何で怯えるのか分からないけど、怯えてしまう。

    だって、声が聞こえて、いきなり体を階段から突き落とされたりするから」

    お経を読むと心が落ち着くという。いきなり声が聞こえ、時には突き落とされたり(実際に誰かが突き落としているわけではない。そう感じる)したら、それはこわいだろう。

     

    統合失調症は遺伝的要素があるといわれる。弟さん、そして、最近ではお母さんが発症した。お母さんも家の中で「ほら、仏像が見えるでしょ?」とヘルパーに聞き、それがきっかけで受診につながった。

     

    50歳の再発のときにはご先祖様に祟られるという妄想にとらわれた。それでも、お大師様やお釈迦様を信じることで入院する回数は減った。

     

    「成瀬さんから聞いてくださいよ。私は幸せなんです。成瀬さんやみなさんのお陰で暮らせています」

    とりとめのない話だったが、佐藤さんはとても幸せそうな顔で席を立った。

     

    支援者である成瀬さんに話をうかがった。

    「出会って5~6年ですが、たぶん薬を途中でやめていた時期もあるでしょうね。

    自由奔放な方なので、再発しながらも穏やかに暮らしています」

    成瀬さんの法人には、障害者向けグループホームもある。しかし、奔放な佐藤さんは束縛される感じがするのか、集団で暮らすことを嫌う。ショートステイでまずは慣れてもらい、将来的にはグループホームで暮らす計画を立てている。

     

    「本人のつらさは、病気の症状自体ではないようですね。

    世の中のものさしで生きていけない。

    車に乗りたいのに乗れないなど、物理的な面での不自由を感じているだけのようです」

    そう語る成瀬さんの顔は非常に優しい。

     

    「佐藤さんは、世間のものさしでいうと障害とされています。

    福祉サービスや制度を利用するために調整はいりますが、本人はハッピーなんですよね」

    という言葉が印象的だった。

    微笑む男性

    筆者は取材の前はつらい、苦しいという話になるのかと身構えた。そして、福祉の力でなんとか「健常者といわれる人たち」と同じような暮らしをすることが、佐藤さんやその他の統合失調症の方にとり幸せだと思っていた。だけど、佐藤さんを見ていると、半分くらいは妄想や幻覚の中にいるようだが、いたって幸せそうなのだ。生活保護を受給すれば、生活に困ることもない。

     

    B型事業所の内職で、月1万弱の収入を得る。そして、昔はバカにしていた内職も最近では楽しくなった。休みの日には、名古屋市にある覚王山日泰寺(かくおうざん にったいじ)にお参りに行く。お金に余裕があれば、高野山に献金もする。

     

    筆者は女性だがタロットカードや占いが大好きだ。だけど、占いには何の根拠もない。占いは信じるのに、お釈迦様やご先祖様が目の前に現れるのは信じないなんて不公平だ。本当は私たちに見えていないだけで、神様仏様は語りかけ、姿を現しているのかもしれない。幻覚と妄想の世界に生きているような佐藤さんが「正常」で、見えない私たちが本当は「おかしい」のかもしれない。そんなことを思い取材を終えた。

     

  • 後ろ向きな自分がいや|前向きじゃなきゃいけないって誰がきめたの?日陰でこそ咲く花もある

    後ろ向きな自分がいや|前向きじゃなきゃいけないって誰がきめたの?日陰でこそ咲く花もある

    おはようございます。週半になりました。私は明日の更新にそなえて、記事を書く日です。

     

    障害当事者やマイノリティの方で「自己肯定感が低くて後ろ向き」「自信がない」という悩みをよく聞きます。

     

    私が30代の頃に親しかった友人に、しょっちゅう相談されていました。彼女はものすごく努力家でした。高校卒業して大阪から上京。介護職になって、お金を貯めて中古のマンションを購入。さらにケアマネージャーの資格も取りました。高卒の自分がいやで、大学の学費を貯めて、今では大学を卒業しています。介護職から福祉職への転職のために、資格の勉強を続けています。

     

    すごいなと思いませんか?私よりもよほど努力し続けてる人なんです。

     

    だけど「自信がない」「前向きになれない」が口癖で「どうしたら自己肯定感はあがるんやろか?」としょっちゅう聞かれていました。その都度、ああでもないこうでもないとアドバイスをするんです。けど、上がる気配は一切ない。

     

    そこで他の人に相談したんですね。どうしたら自己肯定感が上がって前向きになるんだろうかと。

    「前向きじゃなきゃいけないって誰が決めたの?前向きで自信がなきゃいけないって風潮はあるよね。だけど、日陰でこそきれいに咲く花もある。そんな人をひなたに連れて行ったら枯れちゃうんだよ。彼女はそんな自分が好きだし、前向きになりたいと思ってないんだよ。後ろ向きだと何が悪いの?」と言われました。

     

    目からうろこでした。「前向きじゃなきゃいけない」って世間の風潮・ブームみたいなものですよね。

     

    ポジティブシンキングという言葉もあるけど、それってなんだか信仰みたい。ポジティブがいいだなんて、自己啓発系の誰かが言い出したに過ぎない言葉です。

    本人にそれを伝えたところ「うちは自信なんか持てない。これから大学院にいこうと持てない。一生持てないと思う」とのこと。やはり自信をもって前向きに生きたいなんて気はないんですね。

     

    ライターさんでもプラスな感情が書くエネルギーになってる人と、マイナスな思いがエネルギーとなっている人がいます。私は後者です。何かに強烈に違和感があったり、嫌いだなって思ったときの方がいい記事を書けます。

     

    だから、世間の風潮・ブームに乗せられないで、思う存分、ネガティブなまま咲きましょう。

     

    トップ画像は日陰で湿り気の強い場所で咲く、シュウカイドウという花です。シュウカイドウのようになりましょう。

     

    昨日はこんな記事が読まれました。

    ADHDの遅刻にすっぽかし、うっかりミスにブチ切れ寸前! ~ムカつかない方法5選~

    実体験を書いた話なので「これは私だ!」とおっしゃってくれる方もいました。

     

    明日は田口ゆうの記事更新日です。統合失調症だけどすごく幸せそうな方の取材記事を公開予定です。

     

    では、週半ばをそこそこ頑張りましょう!

  • そんな簡単なことができないの?|その言葉に傷つき続けた発達人生

    そんな簡単なことができないの?|その言葉に傷つき続けた発達人生

    おはようございます。昨日の暖かさはどこへ。今日は朝から寒い東京です。

    グレーゾーンの発達障害の私は「あれはできるけど、これはさっぱりできない」ということが多い。

    いまだに「結局、発達障害って何なの?」と思う方に簡単にご説明。私は「できること」「できないこと」の差が極端に多いひとたちだと思っています。

     

    例えば、目で見た情報はすぐに理解できても、耳から聞いたものの理解が遅い。国語と算数はすごく得意なのに、不器用で運動はさっぱり。めちゃくちゃ優秀に見えて、約束は守れないしすっぽかす。しかも、興味がないものは凸のジャンルのことでもできない。

     

    発達凹凸という言葉がありますが、できないこと(凸)とできること(凹)の差が激しい。そういう脳みその仕組みになってる。生まれつき。

     

    「まんべんなく平均的にできますよ」という定型発達といわれる人は「これができるならあれもできる」って周りの予測を大幅に外さないよなと思います。

     

    だけど、私は「社長(編集長)だしこれもあれもできるでしょ」と思われがちです。社長(編集長)って優秀な人がやってそうじゃないですか。

    学生時代も数学・国語・英語はめちゃくちゃできましたが、化学・物理は0点とか1点とか取っていました。

     

    で、今回、何ができなかったって、clubhouseの登録(というより、iPhoneとIpadの操作)ができなかったんですよね。

     

    私はandroidのスマホを使っています。iPhoneは会社支給のものをイベント用に持っていて、Ipadはkindle本を読むのに使ってました。

     

    だけど、操作がいまいち分からず、宝の持ち腐れをしていました。

     

    最近、いつも分からないと「教えてください!」と聞くのは同じ知人で、その知人の対応が素晴らしいなと思っています。

    「それくらい何でできないの?」「バカじゃない?笑」「そんなの簡単だよ」とか一切言わない。淡々と「こうしたらいいんですよ」とスクリーンショットの画像とともに教えてくれるんです。

     

    そこで「バカにしたりしない〇〇さんはすごい!!優しい!」と感激していたら「バカにするより教えたほうが早いじゃないですか」と言われました。

     

    ここ、大切です。自分自身も「何で?簡単でしょ笑」って言ってしまいがちだもの。

     

    だけど、その言葉をしょっちゅう言われている私自身、ものすごく傷ついていたんだなって気づきました。しょっちゅう言われているし、小さい頃から言われているし。「まずはバカにされるのはお約束」と思ってたので、人に聞くことが嫌になってたんですね。

     

    そうなんです。嫌味とかバカにしたりとかしないで、教えたほうが早いんです。そこで「何で?笑」なんて言葉はいらなかったんです。

    こういうことに日々傷ついてる発達さんは、実は多いんじゃないかなと思いました。

     

    で、登録できました!clubhouse

    Twitterは@Thepowerofdive1がアカウントだったので、clubhouseは@thepowerofdive1にしました。ぜひ、どちらもフォローしてください。

    さて、昨日はこんな記事が読まれました。

    16歳で四国八十八箇所 野宿お遍路した文様作家が出会ったすさまじい現実とは?~優しい人、不思議な出来事、そして恐ろしい人間~

    ぜひ読んでください。

    では、今日もよい一日を!

  • 障害を明るく語る|一般の人が福祉に興味を持ってくれるポイントはそこかも?!

    障害を明るく語る|一般の人が福祉に興味を持ってくれるポイントはそこかも?!

    おはようございます。今日は休みの方もそうでない方も、だいぶ暖かくなってきましたね。

    昨日、ひきこもり界隈の方と「どうしたらメディアに取り上げられるか」みたいな話をする機会があって、取材する立場として参加してきました。

     

    中に「視力矯正の不具合です」という方がいましたが、何度も聞いていると、ラップにでもしたくなってくる言葉です。ご興味がある方は、こちらを読んでみてください。

    ひきこもる理由はホントに様々だなと思いました。

     

    その中にひきこもり当事者のお母さまで活動している方がいらっしゃったのですが、「自分が楽しくやっていると周りも寄ってくるよ!」というアドバイスをしていたのが印象的。

     

    私はいつも思うのですが、障害はつらいのは分かるんです。自分も発達障害グレーゾーンなので。感覚過敏があるので、うるさい場所への外出は疲れ切ってしまいます。なので、家にいることが多いですが「明るいひきこもり」と言ってしまうと自分の気持ちが全く違います。周りの反応ももちろん。

     

    また人といすぎると疲れてしまうことも「積極的自閉期間に入ります」と言って、連絡をできる限り断れる状況を作ってしまいます。

     

    「ひきこもり」も「自閉」も印象は暗いけど、言い方で、印象が変わりますね。

     

    メディア側の人間としては、暗くて悩んでて…という方の取材もしたい。だけど、障害を感じさせない方の取材は単純に楽しい。だから、したくなる。そんな思いがあります。

     

    一般の人がなかなか障害のことに興味を持たない。垣根を感じる理由って「深刻な問題だし、関わるのめんどくさそう」という思いがあると思います。

     

    なので、あいである広場では、障害当事者記事以外のルポ記事ものせています。

    今日、公開した村田らむさんの記事なんかは、障害の話は出てきません。

    16歳で四国八十八箇所 野宿お遍路した文様作家が出会ったすさまじい現実とは?~優しい人、不思議な出来事、そして恐ろしい人間~

    だけど、実は取材されたアプスーさんは、生まれつき脳に大きな腫瘍のある障害当事者なんですね。

     

    でも、そこは書かずに、アプスーさんの四国四十八箇所 お遍路さんの不思議な話にすると、一般の方もあいである広場を訪問してくれます。

    全く障害に興味がない方が、ちょっと不思議で、ミステリアスなアプスーさんの記事を読んでくれて、その記事の隣の障害記事に興味を持ってくれたら…そんな気持ちで色んなジャンルの記事をのせています。

     

    「介護・障害・福祉・難病」という閉ざされた世界と一般の健常者と言われる方の接点を作っていきたいなと思いました。

     

    自分の障害に面白いキャッチフレーズをつけて、発信してみるのもいいかもしれませんね。

    では、いい休日をお過ごしください。休日じゃない方は、ほどほど頑張ってください。

  • 16歳で四国八十八箇所 野宿お遍路した文様作家が出会ったすさまじい現実とは?~優しい人、不思議な出来事、そして恐ろしい人間~

    16歳で四国八十八箇所 野宿お遍路した文様作家が出会ったすさまじい現実とは?~優しい人、不思議な出来事、そして恐ろしい人間~

    Apsu Shusei(アプスー・シュウセイ)さんは文様作家だ。非常に緻密な文様を、紙、石、靴、などに描き出す。アプスーさんの作品からは、ひしひしと物語を感じる。
    また、定期的に怪談イベントを開催したり、企業のトータルプロデューサーの仕事をしたりと幅広く活躍している。

     

    そんなアプスーさんの原点の1つになっているのが、四国八十八箇所を巡礼する、お遍路の旅だという。

     

    アプスーさんはなんと16歳の若さで、巡礼の旅に出たという。なぜそんなに若くしてお遍路をしようと思ったのだろうか?

    「高校時代、学校と折り合いが悪かったんですね。居場所を見つけられませんでした。今から思えば、自分が周りと仲良くする努力をしなかっただけなのかもしれません」

    そんなある日、アプスーさんが信用していた人物から裏切られた。普通、裏切られたら、傷ついたり、人間不信になったりすると思うが、アプスーさんはそうはならなかったという。

    「人間って面白いな!! と思いました。それで学校へ通うよりも、色々なものを見たほうがいいんじゃないか? と思いました」

     

    ただ最初から四国遍路に行こうと決めたわけではないという。

     

    「最初はチベットの大学に行くのはどうかと考えました。曼荼羅などを学べる1年制の大学です。海外からの留学生も受け入れていました」

     

    ただ当時はチベットが非常に揉めている時期だった。
    「行けば命の保証はない」
    とまで言われた。

     

    「さすがに殺されるのは嫌だなと思って、それで代わりに選んだのが四国八十八箇所巡礼でした。僕は四国八十八箇所に加え、四国三十六不動尊霊場も巡りました。合わせて2ヶ月の旅です」

  • ありがとうが言えない障害者たち|支援者に嫌われるとより生きづらい

    ありがとうが言えない障害者たち|支援者に嫌われるとより生きづらい

    おはようございます。

     

    今日は月曜日ですが、今日を乗り切れば明日2月23日は天皇誕生日で祝日!

    これを励みに頑張りましょう。

     

    さて、障害当事者取材をしていると「ありがとう」が言えない・言いたくない

    という方がとても多いと感じます。

    先天的な障害を持っている方だと、親御さんが「支援してもらうのに申し訳ないと思ったら

    消極的になってしまうから、当たり前だと教育する」という方もいると聞きます。

     

    発達障害の方は「言う意味が分からない」「こだわりで」など

    様々な理由で「ありがとう」とい言えない方がとても多い。

     

    これは私が昔、尊敬する人から言われた言葉です。

    「人なんかしょせん『どう見えるか』であって

    『本心でどう思ってるか』は見えない。

    本当は申し訳ないと思ってなくても、頭を下げてたら申し訳ないと思ってるように見える。

    内面を見てもらうためには、『どう思ってるか』じゃなく『どう見えるか』

    を意識すること」

     

    それを言われたとき、私は30代前半でした。

    今、45歳になって、真理だなと実感しています。

     

    私が「ありがとう」と言ったとき、心の底から感謝してるかなんて

    誰にも分からない。

    だけど、「ありがとう」と言って気分が悪くなる人はいない。

    人間関係がすごく楽になるんですよね。

    「ありがとう」と言わない害のほうがずっと大きいんです。

     

    だから、思ってなかったとしても

    「ありがとう」「ごめんなさい」を言うのは生きづらさを軽くする

    魔法の言葉だと思って言って欲しいなと思います。

     

    支援者の方の声で一番多いのは

    「感謝されるためにやってるわけじゃないけど

    当たり前って態度でいられると、支援を終えたらすぐに帰りたいと思う。

    だけど、感謝されると、それ以上にその人の力になってあげたいと思う」

    という声です。

     

    今日から「思ってなくてもありがとう」を始めてみませんか?

     

    生きやすくなること間違いなしですよ。

     

    さて、昨日はこんな記事が読まれました。

    普通に暮らしているだけで全治2か月の大けが!!黒板の文字を書き写せない!!|中卒ライターの「見えない」障害

    明日は火曜日で、村田らむさんの「16歳で四国八十八箇所 野宿お遍路した文様作家が出会ったすさまじい現実とは?~優しい人、不思議な出来事、そして恐ろしい人間~」という記事が

    朝10時に公開になります。

     

    幻想的で不思議なお話です。

     

    是非、読んでみてください。

     

    では、今日も一日、ほどほどに頑張りましょう!

     

     

  • 普通に暮らしているだけで全治2か月の大けが!!黒板の文字を書き写せない!!|中卒ライターの「見えない」障害

    普通に暮らしているだけで全治2か月の大けが!!黒板の文字を書き写せない!!|中卒ライターの「見えない」障害

    本日は、シングルマザーでライターのみきさん(仮名44歳)のお話をうかがった。みきさんは半年前に精神科を受診し、ADHD(注意欠陥多動性障害)とDCD(発達性協調運動障害)の診断が下った。さらにLD(学習障害。学習障害には様々な現れ方があるが、彼女は書字障害(ディスグラフィア))があることも分かった。

    聞きなれない言葉だが、DCD(発達性協調運動障害)もLD(書字障害)も発達障害に分類される。主に悩んできたのは、DCD(発達性協調運動障害)とLD(書字障害)の症状についてだった。

    診断書、精神科、発達障害

    読者の中には、ADHD(注意欠陥多動性障害)は知っていても、DCD(発達性協調運動障害)や書字障害(ディスグラフィア)は知らないという方も多いだろう。

     

    DCD(発達性協調運動障害)とは、麻痺などがあるわけではないのに、「ボールを蹴る」「字を書く」「大縄跳びをする」など目と足、目と手等で、別々の動きをする体のパーツを連動して動かすことに困難がある障害だ。

     

    そして、書字障害(ディスグラフィア)は目で見た文字を覚えられず、読めるのに書けないという障害だ。トム・クルーズやキアヌ・リーブス、ジェニファー・アニストンらハリウッド俳優でカミングアウトしている人も多い。

     

    いずれの障害も外見からは全く分からない。学校では「やる気がない子」「不器用な子」「運動が苦手な子」と思われてしまい、障害だと気付かれないで過ごすケースが多い。みきさんの幼少期には、発達障害という考え方がなかった。母が大らかだったこともあり、44歳まで診断を受けなかった。

     

    だけど、小学校の頃のみきさんは、黒板に書いてある字をノートに写せない。字は読めても、書けない。テストの答えが分かっているのに、回答用紙に書けない。なめらかに体のパーツを連動させて動かすことができないので、雑巾がけをするだけでも息切れするほどのパワーを使う。運動会のリレーでは常に足を引っ張ってしまう。

    泣きながら教師に訴えても、「サボっている」「やる気がない」と思われ、そのつらさは理解してもらえなかった。そのため、みきさんは、中学生頃から学校に行かなくなった。彼女の学歴は中卒だ。

     

    しかし、彼女はそんな障害など感じさせない明るい女性だった。

    女性、コーヒーカップを持つ、座っている女性

    雑誌やフリーペーパーで執筆、連載記事も持つ、キャリア10年のベテランライターだ。

     

    今では気さくで明るいみきさんも昔はそうではなかったという。

    「17歳の頃には、オーバードーズ(薬の過剰摂取)を繰り返し、境界性パーソナリティ障害の診断も下りました。学校では同級生や先生に叱られてばかりでした。自己肯定感が低かったんです」

     

    発達障害の二次障害として、境界性パーソナリティ障害やうつなどの精神疾患にかかる人はとても多い。10代で結婚・出産をしたみきさんの二次障害により、結婚生活はうまくいかず離婚した。

     

    書字障害により鉛筆やボールペンで書くことはできないが、読むことはできる。それなので、Windows95が出た頃には、パソコンをすぐに手に入れた。手書きでなければ、パソコンで文章も書ける。シングルマザーとなった彼女は、子どもを育てるために、フリーランスのライターとして生きることを決心する。

     

    「境界性人格障害が治ったケースって少ないんです。だけど、10年も自殺未遂をしてないことを医師に告げたら、治ったといっていいとのこと。珍しいんですよ!」

    発達障害の生きづらさは、環境とその特性の出方によるのだとつくづく感じる。みきさんにはフリーランスという働き方があっていたのだろう。

     

    診断を受けようと思ったきっかけはコロナ禍で、飲食店などへの取材ができず仕事が減ったからだ。

     

    「一般の発達障害の方と違って、WAIS(大人の知能検査)の凹凸はそこまでありませんでした。ですが、言語性IQ(言語理解・ワーキングメモリ)はどちらも100点。動作性IQ(知覚推理・処理速度)が70点台なので、全検査IQ が85点と低い数値でした。なので、人と同じ仕事をしても、人の2倍時間がかかってしまう。どこの会社で仕事をしても迷惑をかけてしまい続きませんでした。だったら、障害者枠で就労したいと思って、検査を受けました」

    WAIS,結果

    彼女が受けた大人の知能検査「WAIS-IV」は

    ・全検査IQ(下記4つの合計)

    ・言語理解(言葉の認識・理解、興味の偏り等)

    ・知覚推理(1を知ったら10を知れるか)

    ・ワーキングメモリ(一時的に情報を記憶・処理する能力)

    ・処理速度(問題の処理スピード)

    を見るもので、どの数値も平均が100点になっている。

     

    彼女は「1を知ったら10を知ること」が難しく、問題の処理スピードが遅い。そのため、仕事を早くこなすことが難しいという検査結果だった。

    そして、ADHD(注意欠陥多動性障害)もあるため、ミスも多い。規則や決まり事の多い会社勤めは、みきさんにとって難しかった。

     

    「診断を受けた時はお医者さんに、なぜ今まで気づかなかったのかと言われました。昔は発達障害という考え方自体がなかったし、母がおおらかな人だったので『個性だと思っていた』と言われました。だけど、学校では叱られてばかりの中、不登校になっても何も言わなかった母に救われた面もあります」

    学校でも、家庭でも叱られていたら、彼女は完全に居場所を失っていただろう。

     

    彼女の今の悩みは上記の特性によるケガが多いことだという。

    「普通に生活していてもしょっちゅうケガをします。『目で見て物をとらえる速度』が遅いので、部屋の中でも家具にぶつかってしまう。ハトが飛んで来たら、普通はよけられるじゃないですか。私はそれができないので、顔面にハトがぶつかって驚いたこともあります」

    机が目の前にあっても、とっさによけることができない。生傷がたえない。

     

    今まででした一番のケガは、部屋の畳から立ち上がるときに、ひざを強打したことだ。そのときには、じん帯を損傷し、半月板がはずれてしまった。医師からは「一生、車椅子になるかもしれない」と言われる。幸いにも、手術が成功し、今も歩けている。だが、入院2か月、リハビリ半年の大けがだった。ADHD(注意欠陥多動性障害)もある彼女は、他のことを考えていると、赤信号を無視してしまうこともざらだ。ケガなく生きていくだけでも苦労がある。しかし、取材中に彼女と話しても、どこにでもいる40代女性にしか見えない。分かりにくい障害・見えにくい障害なので、周囲の理解を得るのが難しい。

     

    だが、フリーランスのライターとして、一人娘を育てあげた。仕事が遅くミスも多い彼女は人の1.5倍、ときには一日20時間働いた。年収300万円ほど稼いできたという。母子家庭手当や子ども手当などを入れたら、充分に生活できる年収だ。

     

    そんな彼女が自分の障害を語る口調が明るいのは、経済的に自立できているからという面は大きいだろう。

     

    「取材相手は会社の人とは違って、自分のお店や事業を宣伝して欲しい気持ちがあるので優しかったです。自分の仕事を評価してもらえました」

    彼女の場合、低かった自己肯定感は仕事をすることで、克服できたようだ。障害があろうと明るく生きている人は、自分の特性にあった環境を見つけられた人たちだ。発達障害者にとり、自分に合った仕事や環境を見つけられるかは、楽しく生きられるかの大きなポイントとなる。彼女のように、コミュニケーションが苦手ではなく(営業ができる)当事者にとっては、テレワーク・在宅ワークは経済的自立への選択肢として大いにありだろう。

     

    新型コロナウィルスの影響で、筆者の子どもの学校では、全児童にタブレットが貸し出された。タブレットやパソコンでの学習があれば、彼女のような障害を持った子の可能性が大きく広がる。オンラインでの授業やセミナーが増えた今、こういった見えない障害を持った子どもたちへの学習の選択肢が広がることを願う。