車いすユーザー伊是名夏子さん「JRに乗車拒否された」?|障害者vs健常者・社会という構図の古さ。分断を産むだけじゃないの?

新米編集長の裏話そのほか

JRは旧国鉄と呼ばれますが、1987年(昭和62年)4月1日に民営化しています。

要するに民間企業なんですね。

 

障害者差別解消法を間違ってとらえている方も多いですが(上のやり取りから伊是名夏子さんも理解できていないのか、意図的に無視したのか)

行政機関等においては義務ですが、事業者においては努力義務です。

努力してくださいということで、差別的扱いをしたのでなければ勧告・指導の対象にもなりません。

 

だって、民間企業に対して「障害者が求めたらエレベーターをつけなさい」「バリアフリーにすぐしなさい」と強制したら、予算が出せず、倒産しかねませんから。

それは強制したり罰則を設けられません。

「過度な負担」がある場合、「配慮ができない」という判断ができます。

 

行政機関等も義務とは書いてあるのですが、財政が豊かな行政区ばかりではありません。

例えば、夕張市などは2007年に財政破綻していますし、行政区でも

きちんと検討した上で予算上無理だということであれば

障害者側に希望があっても「できません」ということもできます。

 

今回はそれを強引に押し切ってJR側に過度な負担をかけたと言わざるを得ないです。

しかも、その交渉の最中にマスコミに連絡しています。

記事化して社会問題にしたかったのは分かりますが

JR側に非はないですよね。

 

今、私の住んでいる自治体で聞かれる声は

「障害者の立場・権利が強くなりすぎてごね得になってしまっている」

という声の方が多くて

「障害者がしいたげられています」という声ではないです。

それくらい障害者が昔と比べて「弱者」ではなくなっている面もあります。

 

伊是名夏子さんの場合、政治活動もしていらっしゃるので

政治的な意図があったのでしょうが、それにしても私が感じたのは

「うわ!関わりたくない!こんな無理難題を突き付けてくるの?

だって、電動車椅子って100㎏以上するんでしょ?」

ということでした。

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