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『ペットの安楽死』はタブー? ~治療費にどこまでお金をかけるべきかは、積極的に話し合うべき~

知人の女性も保険には入っていなかった。ペットに保険があることも知らなかった。飼い猫が急遽体調を崩したので、慌てて病院に連れて行くとただちに入院することになった。後日、30万円を請求されて目が点になったという。

「値段を聞くのもいやらしいと思って、医者のおまかせで治療していたら予想外の値段になってしまった。文句も言えないので、親にお金を借りてはらいました」

と渋い顔で語っていた。

 

動物病院の医者に話を聞いても
「治療費のことを具体的に話すのが苦手な人は少なくない」
という。逆に、
「お金はいくらかかってもいいから、この子の命を助けて下さい」
という人は、たくさんいるそうだ。

 

検査だけでも、エコー3000円、レントゲン4000円、血液検査7000円とかかる。
酸素室を使う状態では一日で5000円ほどかかり、もし一ヶ月連続で使えば15万円にもなる。思わず、
「そんな猫の治療に、新品のかなり性能のよいパソコンと同じくらい値段がかかるの!!」
と言ってしまったことがあったが、非常に冷たい目で見られ
「動物の治療費と、実用品の値段を一緒にしないでください」
とたしなめられた。

 

そんなこと言ったって、金は金だ。動物の治療費を使った場合は特別に銀行口座からお金が減らないならいいが、そういうわけにはいかない。結局、そこはクールに取り立てられる。払えなかったら借金になるし、そうやって首が回らなくなる人も少なくない。
カツカツで生きている人は、はっきりと治療費は聞いたほうが良いだろう。

 

そしてよりもっと深刻な問題になるのは『ペットの死』だ。
オランダやスイスの一部の国では安楽死で逝くことが認められているが、日本では安楽死は認められていない。

 

ただペットに関しては、日本でも安楽死をさせることができる。
実は欧米では、飼っているペットに対して最期は安楽死を選ぶ人が多い。もちろん普段は家族のように愛して育てるが、重篤な病にかかった時は苦しまないように処置してあげるのだという。