「ホームレスに悪い人は1人もいない」と言っては駄目な理由とは?|障害者やマイノリティへのレッテル貼り

上野公園に住んでいた元暴力団員だというホームレスは、公園内に住む他のホームレスから家賃代としてお金を巻き上げたりしていた。取材をしていると「金を払え」と脅されたこともあった。
基本的には万引をして腹を満たしているという人もいるし、酔っ払って寝ている人から財布を抜いたことがあると告白した人もいた。
ホームレスになっても覚醒剤を辞められず、普段は炊き出しでしのいで、稼いだ金は全部覚醒剤の購入にあてているという人もいた。
ホームレスが全員働きたいと思っている、というのもそんなことはない。もちろん、
「できるなら定職につきたい」
と言っている人が多いのは事実だ。
だが
「会社とかで働くの嫌だからこういう生活してるんだ。分かるだろ? 働きたくないんだよ」
と言われることだって多い。
また、普段は真面目であり、仕事をしたいと口にするも、酒を飲むとどうしょうもなくなってしまう人も少なくない。
仕事が決まっても数日間は行くものの、すぐにサボってしまう、飛んでしまう、という人もいる。
決定的に協調性がなく、他の労働者と喧嘩になって上手くやっていけないという人も多かった。