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「ホームレスに悪い人は1人もいない」と言っては駄目な理由とは?|障害者やマイノリティへのレッテル貼り

ホームレス

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ちなみにボランティアの男性が

「ホームレスの人たちはおとなしい人が多いよ。みんな言うことちゃんと聞くしね」

と言っているのを聞いたことがある。
その人は見た目も言動もかなりいかつかった。僕に対しても、最初に
「もし、差別的な事書いたら、生きていかれんようにするからな。それだけの力を俺は持ってる」
と脅しをかけてきた。

 

そら、そういう人の前では、みんな萎縮しておとなしくなるわな、と思った。言うことだって聞くだろう。

 

「根っからの悪い人は少ないが、全くいないわけではない。
定職につきたいと願っている人もいるが今のままで良いと思っている人も少なくない。
酒癖の悪さや、人間関係構築が不得意なため、また高齢のため、働きたくても働けない人が多い」

というのが、僕の正直な感想だ。

 

前回のルポでも書いたが、切れ味の悪い、パッとしない結論になる。

「たとえそうだとしても、

『ホームレスに悪い人はいない』

『ホームレスは全員働きたいと思っている』

と言っておいて間違いはないだろう。事態が悪くなることはないはずだ」

と思うかもしれない。そう思うからこそ、そのような発言をしているんだと思う。
だが、それは「ホームレスは全員悪党だ」とけなす人と立場が真逆なだけで、差別的であることはいなめない。

「『ホームレスに悪い人はいない』
だから手厚い保証をするべきだ。」

という訴えをしたとする。

 

しかし、実際には素行の悪い人はいる。

「『ホームレスは良い人だ』という前提で保証をした。しかし実際には『ホームレスは良い人ではない』のだから保証をしなくて良い」

という話になりかねない。