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ホームレスとギャンブル依存症の強い関係性|なにもかもを失っても、ギャンブルをやめない人たち。

ギャンブル

一説によれば、負けても脳内麻薬は出るらしい。つまり負け続けていたら、気持ちよくなくないから、そのうち懲りてやめる、というわけではないのだ。

だから何もかも失ってホームレスになった人たちも、ギャンブルをやめていない人が多い。

 

数年前、多摩川に熱心に空き缶を集めている人に話を聞いた。
アルミニウムは1キロがだいたい100~150円程度が相場だ。1日集めまくっても3000円稼げたら良いほうだ。もちろん集めただけでは駄目で、空き缶を足やハンマーで潰して、それを金属を買取る業者のところまで持っていき換金してもらってやっと現金が手に入る。
ブラックと言われる飲食業のバイトと比べても、だいぶ大変だ。

 

そうやってためた、お金を何に使っているか聞いた。

「ギャンブルだよ。飯とかは炊き出しとかで食って、なるべく節約してギャンブルをする。ギャンブルはなんでもやるよ!! 多摩川は便利だよ。いろんなギャンブル場が近い。大井競馬場、川崎競馬場、川崎競輪場、平和島ボートレース場、どこでも行けるよ。

俺、一番好きなのは競輪なんだよ。自転車も好きだから、自転車乗って見に行きたいんだけど、自転車乗ってるとすぐお巡りさんに捕まっちゃうんだよ。盗んだやつだから仕方ないんだけどな!! とくに橋を渡って、川崎側に行くと捕まる。だから歩いて行くから結構、大変だよ」

闇ギャンブル

そんなに大変なのに、わざわざ行くのだからすごい。

「勝てますか?」
と聞くと、肩をすくめる。

「今年は駄目だな~。勝って1万とか。トータルだと全然負けてる。半年前にちょこっと勝って、それ以来負けっぱなしだな。わはははは」

と夢も希望もない答えが帰ってきたが、しかし明るく楽しそうに笑いながら言われると、思わず
「幸せならばそれでいいのか?」
と思ってしまう。

 

ドヤ街には、生活保護で暮らしている人がたくさんいるが、彼らの多くはパチンコで散財している。
ドヤ街西成のすぐそば、もともとフェスティバルゲートという遊園地が入った奇天烈なビルが建っていたが、現在は馬鹿でっかいパチンコ場ができている。
『生活保護&年金 吸い取り場』と揶揄する人もいた。