【再掲】「せん方がいいよ。死ねなかったら余計にしんどい」 ~経験者が語る自殺未遂とその後遺症の怖さ~

障害者ルポインタビュー

【やっと見つけたあたたかい家 グループホームでの暮らし】

 

 

そんな名波さんは岸和田の社会福祉協議会に相談したところ、生活保護を受給して生活した方がいいと言われる。そして、周囲の勧めもあって自分一人での生活ではなく、誰かに助けてもらえるという理由から、障害者向けのグループホームへの入居を勧められた。

 

そこで、白井さんと出会う。「ここや!」白井さんが太陽に見えた。この人なら助けてくれると確信した。

 

2月から入居して1か月になる。

 

グループホームでの暮らしに不便はないのだろうか。「普通にあたたかい家があって、勉強したり、先のことを着々としていける今の生活は最高です。他の入居者とも交流がありますし、不安になっても白井さんに話を聞いてもらえます。もし話を聞いてもらえる人がいたら、自殺未遂もしていなかったかもしれない」そう名波さんは明るく微笑んだ。

 

管理者の白井さんに伺うと「施設により違いますが、うちの施設の門限は22時ですが、その時間に帰れなければLINEしてくれれば大丈夫です。外泊届を出してくれれば外泊も自由です」自由度は高そうだ。

 

アルコール依存の方を迎えることもあるので、施設内では飲酒は禁止だが、外で飲んでくる分には構わないという。タバコも施設外なら吸える。自分の家で飼っている犬と入所することも可能だ。

 

室内も拝見させていただいたが、新築の室内は清潔であたたかい雰囲気がする。

 

 

現在、名波さんはチャキチャキの大阪人女性の相談支援専門員さんと、白井さんと、自立支援に向けて就労移行支援事業所に通い、一般就労を目指している。グループホームには退所期限はないが、10年間はいたいという名波さんに白井さんはたまに喝を入れるという。

 

2人の関係性の良さ、名波さんの自立支援への意気込みが伝わってきた。

 

◆自殺を考える前に相談しましょう!解決策はあります!

こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(おこなおう まもろうよ こころ)

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