発達障害者の人付き合い ~白黒思考からの抜け方。「好き」「嫌い」だけではなく中間を作ろう~

お役立ちコラム

 

Aさんとは親しくしていたけど、最近、喧嘩してしまったので「保留」エリアに移動したり、Bさんに対する怒りは収まってきたので「知人」エリアに移動があったり。私も視覚優位なので図にすると関係をとらえやすかったです。

 

私の場合なら、「友人・家族」エリアの人は信頼します。この人たちには私の特性も話していれば、その特性から起きてる問題なら指摘もしてくれる人たちです。「知人」になるとまだ判断は迷っています。とりあえず仕事など、最低限付き合わなければならない、関係者や関係が長くない人たちです。

 

「保留」エリアの人たちは、怒りや悲しみの気持ちが収まるまでは、距離を置いておきます。「保留」のエリアに数年置いていても、付き合っていくのは無理だと判断したら、やっと「圏外」の「付き合うのは無理」な人に移動します。

 

こうやって1年くらい、人間関係を分類・見直しするうちに「このエリアの人たちとはここまで話す」「このエリアの人たちとは頻繁に連絡しない」など、付き合い方のルールができてきました。

 

それに、傷つけられても「だって、Cさんは保留エリアにいる人だから、私も信用していないしお互い様」とそれほど傷つかなくなったのですね。逆もそうで、相手に「傷ついた」と言われたり怒らせてしまったら、ゾーンを移動する。こちらから無理に接点を持たないようにする。

 

今では図を使って分類しなくても、頭の中でこの図を思い浮かべて人付き合いをしています。

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