恋愛感情を利用したデート商法の悪質な手口!!『エウリアン』にだまされた男たちが、高額な絵を買う前に決まってとる行動とは?

コラム

入店したのは昼だったが、時間は夕方になった。他の席の人達は疲弊した顔になっていた。そのタイミングで女性が

「あ、お腹空きましたよね? ちょっと軽食持ってきますね」

と言って席を立った。そして女性は、サンドイッチとコーヒーを持ってきた。上品なひとくちサイズのものだった。
多少タイミングは違ったが、他の席にもサンドイッチとコーヒーは運ばれていた。
驚いたことに、客たちはサンドイッチとコーヒーを食べた後、しばらくして次々と契約していった。

「サンドイッチをごちそうになったら断りづらい」

と思ってしまったのかもしれない。
だが、サンドイッチなんか1000円もしないだろう。100万円の絵を買うのに、そんなもので釣られることはない。
筆者はとにかく延々と女性の説明を聞いていたが、3時間ほど経ったところで買わないと確信されたのか、追い出しにかかられた。それでも居座っていたら、男性スタッフにかなり強引に帰された。

別の機会に、やはりデート商法にわざと引っかかったことがあった。
60万円ほどの毛皮のコートを強引に売りつけられた。そのやり取りは省くがとにかく、断って帰宅した。女性は完全にふくれっ面になり、暴言も吐かれた。
その後、自宅の電話に男性から電話がかかってきた。
「村田さんですか? うちの女性にひどい暴言吐いたらしいですね。ちょっとうちの事務所で話しましょう」
と言う。言葉遣いは丁寧だが、完全に悪い人の話し方だった。
「昔だったらもっとハッキリと言ってたんですけどね。今はいろいろめんどくさいから。取り敢えず、事務所でちょっと話させてくださいよ」
と遠回りに脅された。
断っても断っても、何度も電話がかかってきた。結局、最終的には無視をしたら、それ以上は深追いはされなかったが、素直に事務所に行っていたらどうなっていたかは分からない。
デート商法の裏側に、反社会的勢力がいたとしてもなんの不思議もない。

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