『ベルトでぶたれる』『自由恋愛絶対禁止』『親子でも会話は厳禁』虐待・人権侵害をされる新興宗教二世たち

藤倉さんはインタビュー中何度も
『当事者のお気持ちの問題ではない』
と強調した。
二世本人が親を許せるとか、許せないとか、そういうゆるい問題ではないということだ。
冒頭でも書いたが
『自由恋愛禁止』
『自由な友達付き合い禁止』
『食べ物の制限』
『輸血禁止』
『ムチやベルトでぶたれる』
『大学への進学禁止』
『脱会した場合、両親との会話も禁止』
これらは完全に人権侵害であり、虐待だ。
「信教の自由なんて知ったこっちゃないくらい圧倒的に間違ってるんです。犯罪なんです。そしてそれら諸悪の根源は、カルト団体にあるんです」
藤倉さんの言うカルト団体とは、新興宗教団体のことだけではない。
自己啓発セミナー、スピリチュアル団体、反ワクチン団体、マルチ商法、政治セクト、……など、犯罪行為や人権侵害を行う団体のことを指差している。(前述した団体の全てがカルト団体ではない)
「カルト団体の人権侵害の被害にあうのは二世信者だけではありません。
一世信者だって、だまされたり、追い詰められたりして入信し、結果的に人権を侵害されている場合も少なくありません。
テロ活動をして、無差別に暴力を振るう団体だってあるわけです。
二世問題を考える時は、そういう視点で見なければいけないと思います。教団名もあげずただただバラエティ番組のネタとして二世問題を消費するのは、卑怯だと思います」
藤倉さん自身も、二世問題は今後も掘り下げて取材していきたいと思っているそうだ。