スポーツは意味が多い言葉で、運動という意味ももちろんある。
ただスポーツは単純な運動というより、ルールがある競技を指す場合が多い。
陸上競技、野球、サッカー、水泳、などが代表的なスポーツだ。
コンピュータゲームで競い合うeスポーツは、ほとんど身体を動かさないが、スポーツである。つまり麻雀や将棋もスポーツだと言える。
スポーツをやっても健康になるとは限らない。激しい運動は心肺に負担をかけるし、怪我をする可能性も高い。作家で腕を骨折したら、商売あがったりだ。
知り合いの漫画家やイラストレーターでは、怪我をしやすいウィンタースポーツを避ける人が多い。
もちろん、スポーツが好きな人はスポーツをやったら良いと思う。
というか、言われなくてもやるだろう。
問題なのは、
「スポーツを好きではない人」
「スポーツをやる時間がない人」
だ。
健康を保つために必要なのは、スポーツではなく、単純に身体を動かすことだ。
つまり、ルールなんかなくていいし、目標もなくていい。ただただ機会的に身体を動かせば良い。
最も単純なのがウォーキングで、毎日30分~1時間歩いたら素晴らしい。無理なら部屋の中をウロウロ歩くだけでも十分だと思う。
1時間仕事をしたら席を立って、ウロウロ歩いて戻る。
これだけで、絶望的に身体が強張ったり、エコノミークラス症候群になったりする可能性は減るはずだ。
食事に関してもそうだ。
わざと不健康になりたいような食事を摂っている人が結構いる。
「お菓子しか食べない」
「肉しか食べない」
「カロリーメイトしか食べない」
「糖質は全く取らない」
など。結果病気になる人も多い。
「ある程度はバランスをとって食べればいいじゃん」
と思うのだが、彼らもまた得意げな顔をして言うことは聞かない。