まずは学校の勉強が遅れたかというと遅れませんでした。学校の勉強の遅れは、最悪、塾や家庭教師などをつけ、補おうと思っていましたが、息子にはその必要は今のところありません。
うちの子どもの学校の場合、1・2年生、3・4年生、5・6年生と2学年づつの合同授業なのですが、息子は1年生の頃から、2年生の教科書に興味を示し、勉強を進めて行きました。
だけど、発達凸凹というのは難しく、ひらがなの書き取りは泣いていやがって今でもしない。難しい漢字(3,4年生で習うような)でも興味を持ったものなら
覚えるし書けるといった感じです。全てを同じようなペースで平均的にできるようにはなりませんでした。なので、普通学級に行けば、ひらがなの書き取りの時点でつまずいたでしょう。
支援学級にいる息子は個別支援計画に基づき、ひらがなの書き取りに関しては長期的なスパンで身に着ける課題としています。なので、学校で自分の名前を書けなかったとしても特に怒られることはありません。
そして、最近では、プログラミングに興味を持つ息子に先生からの提案で、パソコンで自分の名前をタイピングする練習をしています。タイピングは大の得意で、自分の名前を漢字に変換して入力します。
学校との定期的な話し合いで、今後、パソコンやタブレットを授業で導入する話も出ています。書き取りが苦手なのであれば、これからの時代、ローマ字変換ができれば、パソコンやタブレットで通用する。これは支援学級ならではの柔軟な考え方だと思います。
息子の不得意にきめ細やかに対応してくれていると思いますし、不適応を起こすことなく、今では1・2年生のリーダー役として伸び伸びと学校に通っています。