「人に迷惑をかけないこと」が障害者の自立なのか ~人に頼ることの大切さ~

簡単な買い物を一人でできるようにと、私が息子にオリジナルプリントを作り

机上のプリント学習ではなく、お金を使いながら考えさせ、それから…コンビニで買い物練習させていた。
このことを担任に伝えると「お金をそんなに躍起になって教えなくてもいい」とまで言い、こう続けた。
1.どんなに努力しても立石君には無理なことがある。出来ないことを克服させるのではなく、出来ることをさせるように。
2.日本は治安が良い。お金の計算が出来なくても大丈夫。財布を広げて「わからないので取ってください」と言えば、店の人が多めに取ることはしない。
3.大事なのは「自分から助けを求められること」。なんでも自分一人の力で出来るようにならなくてもよい。
4.難しい計算問題ができても、物の価値がわからない子がいる。「白菜は2000円くらい」と平気で言ったりする。その価値がわかるようになるのはなかなか障害のある子どもには難しい。
5.「お金がわからないとダメだ!」と親から叱られ、訓練を受けている男児がいた。財布から正しい金額を出すことができないことを恥ずかしいと思ったのか、その子は商品を黙って持ち帰るようになってしまった。
この話を聞いて、肩の荷が下りた。(「だったら個別の能力に合わせた宿題を出してくれればいいのに!」とも思った)