マイノリティのためのお役立ち情報&コミュニティ

ボビー・オロゴン DVで逮捕を受けて ~身体的な暴力だけじゃない。DV地獄の現場~

DVのサイクル

そんなことを許すな、止めればいいじゃないかと思われるだろう。しかし、人はあまりにも驚くと、非難する・携帯電話を取り上げるなどの行動に出られないものだと思う。私は元夫が連絡先を削除するのを呆然と見つめた。ただただ、恐怖しかなかった。なぜ、この人は、私の人間関係を断つのだろうと。

 

結婚前は気が付かなかったが、夫は異様に嫉妬深かったのだ。ある日、高校時代の写真が見たくなって卒業アルバムを探したが、どこにも見付からなかった。卒業アルバムには当時付き合っていたクラスメイトもいた。私は嫌な予感を感じつつ夫に「知らないか?」と聞いた。「だって、元恋人と写ってる写真なんか必要ないから燃やした」と言われたのだ。

 

当時住んでいた家には、焼却炉があった。そこを無言で指さす夫がひたすら怖くて、私は何も言えなかった。そして、会社の帰りに同僚とお茶を飲むことも許されない。疲れて帰宅するとセックスを強要するようになる。望まない性行為を強いるという性的なDVも始まった。そんな状態だったので、好きでやりがいのある仕事だったが1年でやめることとなる。

 

その後、専業主婦になった私だが、そこからは経済的な暴力が始まった。「どこにも行く必要はないから」と1日渡されるお金は500円。きっかけは些細な事だった。みりんを購入したことを「無駄遣い」とみなされたのだ。

 

「みりん風調味料を買えばもっと安かったのにすぐに贅沢をする。もう家計の管理は任せられない」と言われ、財布を奪われた。

 

家で待っていると1日10回以上の電話があって、外出していないかの確認があった。そして、営業先からもたびたび自宅に立ち寄り、抜き打ち検査のように「夫婦だから」と私宛ての郵便物も開封し必要ないと判断したものは私が見る前に、ビリビリに破かれて棄てられた。