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車いすの料理人 ~フレンチ風創作料理を独学で!いじめを乗り越え、料理の鉄人に弟子入りしたフリーのフードコーディネーター~

【いじめられ、教師にも失望した小中学校時代】

 

 

小中学校は普通学級に通った。
「小学校では高学年からいじめやいたずらに遭いましたね。それなので、途中で行くのをやめてしまいました」

 

中学校は気分が向いたときのみ通っていた。喧嘩もしょっちゅうだった。

 

中学2年生の時、ある事件が起きた。
「同級生に不意打ちの攻撃にあいました。当たり所が悪かった。脊椎の損傷している部分に、キックがクリーンヒットしたんです」

 

その衝撃でたいようさんは車いすから転げ落ちた。腰が痛くて動けずにいた。

 

「先生が何をやっているんだって聞きに来ましたよ。相手(加害者)も白状したんです」

 

しかし、教師は

「そうか。もう授業が始まるから教室に戻りなさい」
と同級生の暴力をとがめなかったのだ。

 

明らかな暴力行為なのに、大人は指摘もしない。見て見ぬふり。たいようさんは切れた。それ以降、中学校に行ったり行かなかったりの日々となった。

 

しかし、たいようさんは美人の担任の言うことだけには耳を貸した。
「先生が美人だったから耳を貸したんだと思います(笑)」
その美人の担任は、たいようさんの高校進学を望んだ。

 

話していても、非常に頭の回転の良いたいようさんが高校に行かないことをもったいないと思った気持ちはよく分かる。教師の言葉に従い、通信制の高校へ進学した。