松田さんはADHD診断を受けるのですが、今まで取材した中でも「ショックだった」と落ち込む人と、「やっぱりそうだった」と納得して前に進みだす人に分かれますが、松田さんは納得します。
1972年生まれの松田さんの幼少期には、発達障害という概念自体がありませんでした。
お母さんも落ち着きのない子、ミスが多い子としてスパルタ教育をします。大人の発達障害当事者にはそういった方が多く、二次障害を抱えている方も少なくありません。松田さんの場合は分かりませんが、恐らく二次障害もあるのではないかな?と感じました。
医師からADHD診断が下ったのち、松田さんはADHD薬を処方されるのですが、副作用等で体質に合わずに断薬してしまいます。
ADHD薬に関しては、賛否両論あり、私は自分の子には飲ませませんでした。特に小児の場合は離脱症状の強さから、処方を嫌がる親御さんも多いです。
そして、松田さんは環境調整を徹底します。
その徹底ぶりがすごい。
とにかく細かくアラームと手帳で自己管理を徹底します。この辺はADHDというより、ASDの気質が入ってるのかなと感じるほど、細かく対策を立てています。
書類の整理術「OHIO法(オハイオ法)」は今すぐ私自身が取り入れたいくらいです。この環境調整のやり方はADHDの方だけではなく、発達障害の方全般に役に立つ情報だと思います。
私の場合、薬を処方されるほどの症状じゃなかったので、臨床心理士さんのカウンセリングで、自分に合った方法を見つけていきましたが、自力でここまで管理出来ているのはすごいなと思います。

