「その必要はありません!」とハッキリ言っておこう。
「家事代行サービス」をしている者からすると、皆様の汚い部屋を見ても、何も感じないのです。
むしろ、「汚くしてくれてありがとうございます」だ。「家事代行サービス」の担当者の狙いは、部屋をキレイにすること。見ているものは、部屋に置かれた物ではなくて、もっと小さな埃や食べ汚し・シミや細かいゴミなどです。依頼主の趣味嗜好の物には、何も興味がありません。散らかした服や下着なども、ただの布としか感じていません。
多くの人は、家事代行を頼むと、自分が心地よいと感じている位置から物が整理整頓されて配置換えされてしまうのではないかと考える。だが、業者は基本的には、物の位置は大きく変えることなく、物をずらさないで、物の上の埃などを取り除く掃除をする。
物を捨てないで欲しいと言われれば、その通りにするので安心してほしい。部屋に詰まれている物の山が、掃除で崩れてしまった場合もあるが、それは許していただく。
物が多すぎる場合、一部屋にかかる掃除の時間は長くなるので、料金はかかる。だが、衛生的には良くなる。物の位置は大きく変えずに、埃や細かいゴミだけを取り除くサービスがある。
(筆者がおススメの百均便利グッズ。ハエタタキのような形状のものに、ワイパーシートを巻いて、狭い棚の埃を取り除く)
人見知りだと、業者と家の中に一緒にいることがツラい場合もある。そんな人は、「鍵預かりサービス」というものを利用できる。
家事代行サービス会社に鍵を1つ預け、サービス担当者は、会社から鍵を預かり、依頼主が留守の時間帯に掃除をする。2~3時間、サービスで滞在した後は、鍵を閉め、鍵は再び家事代行サービス会社に戻す。
隔週で利用している人の中には、このサービスで、日中仕事に行っている間に部屋をキレイにしてもらっている人もいる。仕事にも集中できる。同じ人にサービスをお願いしたいときは、指名もできるし、チェンジもできる。