ただ、勘違いしてしまうのが、「家事代行サービス」とは日々の汚れの掃除・汚れた衣類の洗濯・料理などを行うものである。長年、積み重なったヒドイ汚れを、特殊な洗剤や道具なども用いてキレイにするのは、「ハウスクリーニング」だ。「家事代行サービス」は、1時間3千円程度。「ハウスクリーニング」は、室内や水回りを全てキレイにして、30万円など高額だ。
「家事代行サービス」は、依頼主の家にある掃除道具を使って、落とせる範囲の汚れを掃除するという違いがあるのでご注意いただきたい。
筆者は、「ハウスクリーニング」で、家中のサッシの溝を掃除してもらったが、気になっているのにできないことを、一気に解決できて、本当に気持ちがよかった。自分一人で掃除をしていたら、挫けてしまうし、協力してくれない家族への不平不満でイヤな気分にもなる。それをお金で解決できて、気分が良い!
衛生的に塵埃(じんあい)が少なくなれば、健康面にも良い。部屋が汚いだけは、死にはしない。だが、筆者は、仕事や人間関係に影響は出ると考えている。
世の中、断捨離ブームで、ミニマリストなど増えてきているようだ。だが、その真逆で、物に愛着があって大事にしたい人たちもいる。物があると落ち着くのなら、捨てなくてもいい!それはいけないことではない。
物を捨てずに、衛星面だけ誰かに助けてもらいながら生きる方法を選択していい。片付けや掃除ができない人がいるお陰で、新しいサービスが生まれ雇用も生み出している。
これからは、「汚部屋」を恥じる時代ではなくなるかもしれない。
※家事代行サービス会社により、どの程度の掃除が必要なレベルかの判断基準は異なります