共感覚者の彼女の人生~多数派とは異なるユニークで厄介な認知・記憶様式~

【多数派の人たちと違うというコンプレックス】

しかし、彼女はその独特な認知・記憶様式で、難関私立大学に合格し
サラリーマンとしても成功しているように見える。
それは「才能」であって誇れるものではないのか。
「私は人と違うということに常にコンプレックスを感じてきました。
目立ちたくないと思って生きてきました。
だけど、その特性も含め、受け入れてくれる人ができたときには
再婚するかもしれません」と彼女は笑った。
話している間中、人当たりがよく、笑顔を絶やさなかった彼女だが
筆者の後ろには何色の感情が見えたのだろうか。
そんなことを考えながら、大橋家を後にした。
※内容は事実関係に基づいていますが、個人特定を避けるため
人名・地名・関係者名などは個人情報漏洩を避けるため一部事実と異なります。