ビルからの飛び降り自殺の後遺症を抱えながらグループホームで共同生活 ~全般性不安障害の男性の生活再建~

障害者ルポ日本語

 

今、自殺を考えている人に対して、伝えたいことをうかがった。

「せん方がいいよ。死ねなかったら余計にしんどい。絶対に死ねるならいいけど」

 

障害認定こそされていないが、今でも名波さんはかがむ、ジャンプする、トイレをするなど日常の動作に不自由がある。

 

元々あったパニック発作などの精神疾患に加え、身体まで不自由になってしまった名波さんの言葉は重い。

 

自殺未遂後、名波さんに受け入れてくれる家庭はなかった。実家は足腰が不自由な彼を受け入れられるような造りでもなく、経済的に支えることもできなかった。

 

行き場を失った彼に、彼女は彼女の実家で一緒に暮らすことを提案した。

 

名波さんはそれから9年間、彼女の実家で生活することになる。彼を不憫に思った彼女の父も同居を勧めてくれたという。

 

名波さんは住み慣れた豊中市から、彼女の実家のある岸和田市に転居した。

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