そして、木村さんに執着していたと言われている中傷者を特定・批判しようと思っているあなたにも言いたい。
「人殺しなんだから同じ目に遭え」
という言説をみかけるけど、それはあなたも正義病だと思ったほうがいい。
私の場合もそうだったけれど、多くの批判者は純粋に自分を正義だと思い批判し、拡散している。警察が介入した段階で、多くの中傷者が言ったのは「だってみんなが叩いてるし、悪い人に決まってる。悪い人を叩いて何が悪い」だ。
その事実が本当なのか、確認することもなく、インターネット上の私刑(リンチ)が始まる。
そして、その相手が自殺に追い込まれた場合、あなたはどんな気持ちになるだろうか。きっと「私は多くの批判者の中の一人であって、私の言葉が引き金になったわけではない」くらいのものではないか。
だけど、あなたが書いたその一言をきっかけに自殺をするかもしれない。その引き金を引くのはあなたの言葉かもしれない。
言葉の重み、考えてみませんか?