メンタリストDaiGoのホームレス・生活保護受給者差別問題|ホームレス取材の大御所村田らむが斬る

そのほか

そういう単純なカテゴリ・レッテルに縛られている人が、自分の頭の中で何を考えたって呪縛から抜け出ることは難しい。

 

ただ、例えばホームレスの人、何人かと話してみたら、すぐに考え方は変わると思う。

「自殺しようと思ったけど死にきれず、そのままホームレス生活を続けているおじさん」

「暴力団員で覚醒剤で刑務所に入ったが、出てきたら組がなくなっていてホームレスになった人」

「鳶職で腰を痛めてしまって、夫婦で上野公園に住み始めた人たち」

 

全員僕が話を聞いたホームレスの人たちだ。

 

みんなホームレス生活をしているのは同じだが、考えかたも、歩んできた道も、これから進む道も、全然違う。

 

そうやって、話を聞いた後にはなかなか、

「ホームレスの命はどうでもいい。どっちかというとホームレスっていないほうがよくない? 正直邪魔だしさ」

とは言えなくなると思うのだが。

 

どうだろうか?

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