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発達障害者は迷惑な存在なのか? ~障害者雇用に振り回された会社社長~

【サポートチームのメンバーがうつ病に】
しかし、その善意が仇となり、Aさんは村上氏や

サポートチームのメンバーに甘えるようになった。

「プライベートな悩みまでメールや電話で相談されるようになり
こちらが誠実に対応しているつもりでも
Aさんからたびたび罵倒されるようになりました。
スタッフの中にはうつ病を患って休職する人まで出ました」

「メンタル疾患者の雇用には難題が多く、トラブルの過程で、
当事者であるメンタル疾患者の5倍もの従業員が精神的ダメージを受けて
体調を崩したり退職したりしている。」

【参考文献:久保修一 職場にいるメンタル疾患者・発達障害者と上手に付き合う方法、日本法令、2018/3/29】

発達障害や精神障害を患う人々の、5倍の人数の従業員が

精神的ダメージを受けるというデータもある。

 

村上氏の職場でも同様の事態が起きたという。
「周期的に不安に陥るのですが

その際には一日何通も長文が送られてきました。
要点だけを簡単にまとめて書いて欲しいと注意したこともありますが
言ったときは『はい』と返事をしてもすぐに元通りです」

 

発達障害の人の中には、長文を書く人も多い。
要点をとらえることが苦手で、すべてを書かないと伝わらないか不安だという人もいる。
結果的に長文となる。
曖昧なことや抽象的な概念を理解するのが苦手な人も多いので、具体的に文字数を指定するなどの配慮がないと、起こりがちなことだろう。
「要点だけを簡単にまとめて」というのは、とても曖昧だ。
また、定期的に不安に陥るというのは、発達障害そのものではなく

二次障害的なものかもしれない。