事故物件公示サイト『大島てる』の管理人に、殺人者から直接送られてきたメールの内容とは?

そのほか

その事件は関西にあるお屋敷といえるような大きな家の中で起きた。突然、兄が弟を刺殺したのだ。兄は精神鑑定の結果責任能力は認められず、起訴されることもなかった。事件後、兄はそのまま親の庇護の元、弟を殺したその家に住み続けていた。そして、自宅が大島てるに載っているのを見て、慌てて苦情を入れてきたのだ。

 

「不起訴になったとはいえ、実際に弟を刺しころした男ですからね。さすがに驚きました。苦情の内容は『家は建て替えられたので事故物件ではなくなったから、削除して欲しい』というものでした。たとえ家を取り壊しても事故物件ではなくなる、ということはありませんので、現在もそのまま掲載されています」

 

かつて人を殺した人間から連絡がくるというのはかなり怖い話だ。精神鑑定の結果、責任能力がないと判断されたとは言え……いや判断されたからこそより恐怖を感じる。どうしても、怒らせたら逆恨みをして、命を狙われるんじゃないか? とも想像してしまう。

 

ただ、弟を殺した人間が、自宅が事故物件だと言われることを気にしている、というのは少し滑稽な気がした。
そういうことを気にかけることができる人間でも『心神喪失』の判断がなされることはあるのだ。

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