『ホームレス』『生活保護受給者』をカテゴライズして、雑にレッテルを貼って、まるで『1人の不必要な人間』のように扱うのは良くない。
分かりやすく言えば、
「ホームレスだって、生活保護受給者だって、人それぞれで性格も環境も全く違う。大雑把にまとめてヘイトを煽るのは問題だ」ということだ。
もちろん彼らに話を聞いて統計を取ることは大事だ。
「ホームレス生活をしている人の多くの割合に知的障害が見られる。アルコール依存症である人も少なくない」
「野宿生活をしている人は廃品回収で日銭を稼いでる人が多い。中でもアルミ缶回収をしている人が多い」
というようなアンケートに基づいたデーターは、生きたデーターだ。
データーに基づいて、対策を立てたり、援助をすることもできる。
反面、
「ホームレスは結局やる気がない人間だ」
「生活保護受給者は働いてる人間をあざ笑っている」
などと言うようなのは、統計ではなく根拠のない個人の妄想の情報だ。
リアルに、ホームレスや生活保護受給者としゃべったことがない人が、頭の中で作り出した「憎むべき人間」が持つ間違った特性である。たとえ一部は重なる部分があったとしても、意味がない。
データーと妄想情報は混同しがちなのだ。
そういう妄想情報に基づいて、ヘイトスピーチをする人に対して、いくら僕が
「そんなことないですよ。野宿生活しながらもほとんどの人は働いてますよ。工場で働いている人もいます」
と言ったところで、ほとんどの人は聞く耳を持たない。
「左翼や保護団体みたいなこと言って!! 甘やかしすぎだ!!」
なんて怒られたりする。
実際の所、筆者は左翼や保護団体にはめちゃくちゃ嫌われているので、全然そんなことはない。とある左翼団体には囲まれて暴行されそうになったことすらある。
そういう団体が言う、
「ホームレスは全員、働きたいと思ってます」
「ホームレスには悪人はいません」
というのも、また妄想情報だ。
ホームレスの中には、働きたくない人もいるし、悪人だっている。
実際よりも良く見せたい、プロパガンダだ。

